ホキ6000形とは? わかりやすく解説

ホキ6000形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 07:35 UTC 版)

国鉄ホキ6000形貨車」の記事における「ホキ6000形」の解説

ホキ6000形は、カーバイド輸送用30 t積の私有貨車である。 1956年昭和31年10月19日から1962年昭和37年4月14日にかけて川崎車輛汽車製造三菱重工業富士重工業日立製作所ホキ250形98両(ホキ250 - ホキ347)が製作された。内3両(ホキ333 - ホキ335)はタサ4000形3両(タサ4000 - タサ4002)からの改造車である。ホキ250形は、1963年昭和38年7月26日称号規程変更によりホキ6000形に改められ全車改番された。 所有者日本ゼオン第一物産その後三井物産社名変更)、呉羽化成その後呉羽化学工業社名変更)、日本合成化学工業三菱化成工業昭和電工信越化学工業、錦商事の8社であり、夫々主な常備駅は能町駅和賀仙人駅勿来駅西大垣駅黒崎駅鹿瀬駅黒井駅であった1962年昭和37年10月13日に、日本ゼオン所有車2両(ホキ273 - ホキ274)が東北開発名義変更され常備駅は笹木野駅移動した。更にこの2両(ホキ6023 - ホキ6024)は1969年昭和44年11月1日に、福島製鋼名義変更された。 1966年昭和41年12月14日から1968年昭和43年4月11日にかけて、三菱化成工業所有14両(ホキ6029、ホキ6031 - ホキ6035、ホキ6038、ホキ6051 - ホキ6053、ホキ6094 - ホキ6097)が呉羽化学工業名義変更された。 1967年昭和42年6月8日に、三菱化成工業所有車7両(ホキ6043、ホキ6064、ホキ6073、ホキ6079、ホキ6091 - ホキ6093)が電気化学工業名義変更され常備駅は八木原駅移動した。この7両は、後にホキ6100形改造される後述)。 1975年昭和50年7月28日に、三井物産所有車4両(ホキ6040 - ホキ6042、ホキ6045)が電気化学工業名義変更され常備駅は八木原駅移動した1979年昭和54年10月より化成品分類番号「侵(禁44」(侵食性の物質反応する物質可燃性固体、禁水指定のもの)が標記された。 箱型有蓋ホッパ車である内部は4室又は6室構造になっており、夫々の積込口、取出口備えていた。荷役方式ホッパ上部積込口よりの上入れ側面取出口からの横出しであった車体塗色は黒で、全長10,500 mm全幅は2,700 mm全高は3,633 mm台車中心間距離は6,400 mm、実容積は30.0 m3 - 33.0 m3、換算両数は積車5.0空車2.0である。台車は、ベッテンドルフ式のTR41Cであったが後に改造されTR41Dとなった1987年昭和62年5月最後まで在籍したホキ6063が廃車になり形式消滅した

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