ペルセウス座とは? わかりやすく解説

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ペルセウス座

分類:星座/神話


名称:ペルセウス座
学名:Perseus
小分類:北半球
構成する主な星雲星団恒星:M30(二重星団)/ミルファク(アルファ星)/アルゴル(脈動変光星)/ペルセウス座IIIアソシエーション/カリフォルニア星雲
神話主な登場人物:ダナエ/ペルセウス/ゼウス/メデューサ/ペガサス/アンドロメダ/マルドゥク
日本観測できる時期:7月中旬3月の約8カ月
見ごろ季節:冬(1月上旬20時正中)

天の北東カシオペア座の下のほうにある「人」の字のような形の星座です。ペルセウスギリシャ神話英雄で、古代バビロニア時代には最高神マルドゥクの姿として崇められいました。ペルセウス座の付近は、カシオペア座との境界に2重星団などがあるので、望遠鏡でも楽しめます。また、8月頃にはこの星座方向から数多く流星出現するペルセウス座流星群」でも有名です。

1.見つけ方ポイント
W字型をしたカシオペア座下方に並ぶ「人」の字型の星座です。弓なり縦棒横向きの棒が2本繋がった姿は、横向きにするとギリシャ文字パイ似てます。カシオペア座と、おうし座プレアデス星団結んだちょうど真ん中あたりにあります

2.神話内容について
ギリシャの一地方アルゴス国王は、一人娘ダナエの子によって殺されるとの神託受けます驚いた王は塔に娘を幽閉しますが、ダナエ大神ゼウス見初められペルセウス産んでしまいました親子島へ流されますが、成長してからのペルセウスは、島の王の命令で、髪の毛ヘビで、睨んだものをすべて石に変えるメデューサという怪物首を切り倒して退治します。メデューサの首からは翼の生えた天馬ペガサス生まれペルセウス意気揚々とペガサス乗って島へ帰ります。その帰途海辺の岩に繋がれ王女アンドロメダを襲う化け物クジラメデューサの首を使って退治し、島に帰った2人結婚して末永く幸せ暮らしました
また、古代バビロニア時代には、最高神マルドゥクの姿として崇め奉られいました

3.同じ時期見え星座について
星座北東の上側にW字のカシオペア座があり、また下方に一等星カペラをもつぎょしゃ座や、プレアデス星団美しおうし座などを見ることができますまた、東側にはおひつじ座その上にはAの字の形をしたアンドロメダ座ペガサス座あります

参考文献:誠文堂新光社星座クラブ」(著者沼澤茂美)、日本放送出版協会NHK銀河宇宙オデッセイ大星ウオッチング」(監修古在由秀NHK取材班編)、ナツメ社星空ガイド」(著者沼澤茂美、脇屋奈々代)、教育社「NEWTONコレクションNASA宇宙開発のパイオニアスペースシャトル/歴史未来」(監修竹内均)



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