プレーオフ第2戦
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「2007 FIFA女子ワールドカップ・予選 (大陸間プレーオフ)」の記事における「プレーオフ第2戦」の解説
開催日:2007年3月17日(土)12:00(日本時間18日(日)3:00) 開催地:エスタディオ・ネメシオ・ディエス(ネメシオ10スタジアム)(メキシコ・トルーカ) 観衆:14,575人 結果:メキシコ2-1日本 得点:13分【日本】荒川恵理子 18分【メキシコ】ファティマ・レイバ(PK) 29分【メキシコ】マリベル・ドミンゲス 1999 FIFA女子ワールドカップ(アメリカ大会)以来の出場を狙って、メキシコサッカー連盟は会場をメキシコシティ近郊のトルーカを会場に選定。メキシカンサッカーリーグの本拠地での最高地となる海抜およそ2,600mによる「高地、低酸素」という地の利を生かして試合を有利に進めようとした。 さらに格安の入場料も手伝っての大観衆と正午スタートによる高温という条件が日本に不利な条件となるも、しかし先制は日本であった。 3トップで臨んだメキシコに立ち上がりのペースを握られつつも13分、宇津木からのクロスを右サイドへ駆け込んだ荒川恵理子がシュート。ボールは角度のない位置からキーパーの頭上を越えてクロスバーに当たるも、そのままゴールマウスに吸い込まれた。 これで日本は2戦合計3-0(アウェーゴール1)としW杯5大会連続に大きく前進したが、メキシコはすぐさま反撃にかかる。 直後の18分にペナルティーキック(PK)を決めて同点に追いつくと、29分にはエリザベス・パトリシア・ゴメスからのボールがゴール前でフリーとなっていたマリベル・ドミンゲスへと渡り逆転弾をきめた。 これにより2戦合計スコアは日本3-2メキシコと未だ日本がリードはしていたが、残り時間との兼ね合いからメキシコに流れは傾きかけた。 しかし日本はその後、自チーム選手の負傷による中断を利用してプレーについての確認をして立て直す。そして後半開始とともに日本はFW大野忍をボランチの宮本ともみに代え、さらに51分にも攻守それぞれを固めてアウェーでの一戦に対処し、対するメキシコは60分過ぎから次々と攻撃の選手を交代して攻めたが、ともに得点を奪うことなく試合は終了。2戦合計得点でメキシコを上回った日本が第1回大会から5大会連続の本大会出場を決めた。 出場16チーム中15番目に本大会進出を決めた日本は試合後、「世界のなでしこジャパンになってやる」と書かれたTシャツを着てピッチに並んだ。 【メキシコ】 監督:レオナルド・クエジャール・リベラ 選手GK:ソフィア・ペレス DF:エリザベス・パトリシア・ゴメス マーリーン・サンドバル モニカ・クリスティーヌ・ゴンザレス マリア・デ・ヘスス・カスティージョ MF:モニカ・ベルガラ(61分 FW チャーリン・コラール) エブリン・ロペス(74分 パトリシア・ペレス) ファティマ・レイバ FW:マリベル・ドミンゲス(63分 グアダルペ・ウォルビス) ルス・デル・ロザリオ・サウセド モニカ・オカンポ ベンチ入り:パメラ・タホナル(GK) ロウデス・ゴルディージョ(DF) イザベル・バルデス(DF) レティシア・ビジャルパンド(DF) 【日本】 監督:大橋浩司 登録選手GK:福元美穂 DF:岩清水梓 磯﨑浩美 近賀ゆかり 宇津木瑠美(51分 矢野喬子) MF:酒井與恵 柳田美幸 澤穂希 宮間あや FW:荒川恵理子(51分 大谷未央) 大野忍(ハーフタイム MF 宮本ともみ) ベンチ入り:山郷のぞみ(GK) 豊田奈夕葉(DF) 阪口夢穂(MF) 永里優季 (FW) この項目は、サッカーに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ポータル サッカー/ウィキプロジェクト サッカー/ウィキプロジェクト 女子サッカー)。
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