プレーオフ第1戦
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「2007 FIFA女子ワールドカップ・予選 (大陸間プレーオフ)」の記事における「プレーオフ第1戦」の解説
開催日:2007年3月10日 14:00 開催地:国立霞ヶ丘競技場(東京都) 観衆:10,107人 結果:日本2-0メキシコ 得点:38分【日本】澤穂希、70分【日本】宮間あや 日本サッカー協会は2003年大会プレーオフと同様、サッカー協会登録者や後援会会員などの関係者が無料で入場できる措置を取り、多くの観客を呼び寄せることで初戦に有利な環境をつくろうとした。この日はJリーグ第2節があったが、それでも1万人を超える観客が集まった。 メインスタンドから向かって右から左へと強い風が吹くなか試合開始。前半は風下への攻撃を選んだ日本は宮本ともみを起点に攻め込むもなかなかチャンスを作れずにいたが、メキシコペースで進んでいた展開を20分のGK福元美穂のスーパーセーブなどにより徐々にリズムを取り戻し、そして38分に復帰したばかりの澤穂希が宇津木瑠美からのクロスにより先制ゴールをあげ、日本が1-0とリードして前半を折り返した。 アウェーゴール採用のためなんとしても得点をあげ、最悪でも引き分けたいメキシコは後半開始から2人を交代。うちDFを「スーパーサブ」FWモニカ・オカンポに代え、またエースストライカーであるFWのマリベル・ドミンゲスを2列目に下げて得点を奪うことを目論んだフォーメーションとした。 それによりさらに攻撃的となったメキシコは再三にわたり日本ゴールを脅かし、66分にはドミンゲスが、前進していたGK福元の頭上を越すループシュートを放つも、ボールは風に乗ってクロスバーを叩き、ゴールの枠を外れた。 それからわずか数分後の70分、澤からのクロスに宮間あやがヘディングシュートで決めた日本が2-0とした。メキシコはその後、15歳のFWコラールを投入もスコアはそのままで試合終了。2点の差をつけ、且つメキシコにアウェーゴールを与えなかった日本は非常に大きなアドバンテージを得て2戦目に臨むこととなった。 【日本】 監督:大橋浩司 登録選手GK:福元美穂 DF:岩清水梓 磯﨑浩美 近賀ゆかり 宇津木瑠美 MF:酒井與恵 宮本ともみ(55分 柳田美幸) 澤穂希 宮間あや FW:大野忍(68分 永里優季) 荒川恵理子 ベンチ入り:山郷のぞみ(GK) 矢野喬子(DF) 豊田奈夕葉(DF) 阪口夢穂(MF) 丸山桂里奈(FW) 【メキシコ】 監督:レオナルド・クエジャール・リベラ 選手GK:パメラ・タホナル DF:エリザベス・パトリシア・ゴメス マーリーン・サンドバル マリア・デ・ヘスス・カスティージョ ルス・デルロサリオ・サウセド MF:モニカ・クリスティーヌ・ゴンザレス(ハーフタイム FW モニカ・オカンポ) モニカ・ベルガラ(ハーフタイム ファティマ・レイバ) グアダルペ・ウォルビス パトリシア・ペレス(76分 FW チャーリン・コラール) FW:マリベル・ドミンゲス エブリン・ロペス ベンチ入り:ソフィア・ペレス(GK) レティシア・ビジャルパンド(DF) ロウデス・ゴルディージョ(DF) イザベル・バルデス(DF)
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