プレイスタイルと使用機材とは? わかりやすく解説

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プレイ・スタイルと使用機材

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 09:16 UTC 版)

イングヴェイ・マルムスティーン」の記事における「プレイ・スタイルと使用機材」の解説

楽曲の特徴は、俗に言う欧州メタルスタイルに、ハーモニックマイナー・パーフェクト・フィフス・ビロウというスケール本人が言うところのフリジアンスケール)とアルペジオを主とした高速なギター・ソロが加わる所である。スウィープ奏法や、エコノミーピッキングなどのテクニック存在広く知らしめたとも言われるインストゥルメンタルに於いては大部分インプロヴィゼーション基づいている。その超絶スケーリングは、19世紀の名バイオリニストであるニコロ・パガニーニ技巧多大なる影響受けたとされるジミ・ヘンドリックスウリ・ジョン・ロートなどのギタリストジェネシスディープ・パープルクイーン等の影響強く、それらのバンドが得意としたクラシカル盛儀サウンドリッチー・ブラックモア初期レインボーで展開・確立した様式美」をヘビー・メタル導入し発展させた作風欧州日本における人気確立した。 自らが7歳時にテレビで観てギター始めきっかけになったとされるのがジミ・ヘンドリックスである。またスケーリングジミ解釈多大なヒント与えたのはウルリッヒ・ロートであるとの認識知られている[要出典]。しかし、マルムスティーン自身は(スウェーデン時代初期スコーピオンズカヴァー演奏していた映像残っているにもかかわらずウルリッヒからの影響初期には否定していたが、現在は肯定転じ敬愛するギタリスト一人として挙げている。 驚異的な速弾きばかりが強調されがちであるが、頻繁に交代するヴォーカリスト合わせて作曲傾向変えたり即興的なフレーズにも冴え見せ器用なギタリストで、ブルース・ロックプレイできる(アルバム『トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード』の「Spanish Castle Magic」など)。 使用機材一貫してフェンダー・ストラトキャスターマーシャル・アンプで、リッチー・ブラックモア影響大きい。2008年11月には以前メイン使用していた「DUCK」を傷などの詳細まで再現されレプリカ Yngwie Malmsteen Tribute Series StratocasterPLAY LOUD”が限定100本でフェンダーより定価180万円発売された。ストラトキャスター以外にもギブソンレスポールストラトキャスターと同じレイアウト改造したギブソン・フライングVSG所有しレコーディングステージで使用する事があるまた、アルカトラス時代には荒井貿易株式会社バンド側とエンドースメント契約交わした事情からアリアプロIIギターを主にステージで使用し当時広告にも登場したエフェクターは、最低でもDOD250オーヴァードライヴプリアンプとBOSS NS-2 ノイズ・サプレッサーはラック組み込まれている。2000年代DOD社と共同開発したYJM308プリアンプオーヴァードライヴを使用2014年1月NAMM SHOWにてフェンダー社より「Yngwie Malmsteen Over Drive」が発表され、現在はこちらを使用レコーディングKORG社のギターシンセサイザーシステムを使用していた事もある。『トリロジー』〜『オデッセイ』期のギターテクニシャンであったイアン・ファーガソンは「彼(イングヴェイ)はフットスイッチをとても激しく踏みつけるのでそれらをよく壊す。彼は激しく踏むとエフェクターがよく効くと思っているようだ」と語っている。 ピックアップ10代の頃から30年以上に渡ってディマジオ社製の製品 FS-1、HS-1HS-2、HS-3、HS-4(旧名 YJM) を使用し蜜月関係築き上げていたが、2010年よりセイモア・ダンカン製作のピックアップ(YJM FURY STK-S10)を新たに使用する事を発表した。「ディマジオ社はこの事に対しマルムスティーンは金でダンカン寝返った」と憤慨している 2002年NAMM Summer Session 2002にて、シグネチャー・アンプヘッド Rhino BLACK STAR YJM-50を発表したMarshall 1987Xを元に製作されている。 2011年Winter NAMM SHOW 2011!! にて、シグネチャー・アンプヘッド Marshall YJM100を発表したMarshall 1959 Plexi head元に製作されている。なおイングヴェイ自身使用している様子不明慮な点がある。 2014年、The NAMM Show 2014にて、Yngwie Malmsteen Signature Accessoriesフェンダーから発表した中身は、ギグバッグ・ケーブル・弦・チューナー・オーヴァードライヴエフェクト・ストラップである。 2019年、The NAMM Show 2019にて、1988年のシグネチャー・モデルギター発売30周年記念してフェンダーカスタムショップより4色Olympic WhiteBurgundy MistSonic BlueCandy Apple Red)のYNGWIE MALMSTEEN SIGNATURE STRATOCASTER発表された。定価715千円となっている。 2022年、ジム・ダンロップから3種類のシグネチャー・ピック(YJM-01WH:YNGWIE MALMSTEEN 1.5MM、YJM-02RD:YNGWIE MALMSTEEN 2.0MM、YJM-03YL:YNGWIE MALMSTEEN 1.14MM)を発表した。 弦は1弦が.008から始まるものだが、ボトムの弦が通常のセットより太いヘヴィーボトムのセット使用し、弦のアクション高くセットされている。また彼のトレードマークとなっている「スキャロップ指板」によって軽いタッチで押弦出来ることからあの驚異的な速弾き生み出される軟らかいピックでフルピッキングフレーズを弾くとタイムラグ生じるので、ピックダンロップ製2.0mm厚のかなり分厚い物を使用している。 嫌いな音楽は数あり、特に好きではないのはフュージョンだといわれている[要出典]。理由は「ベース調子に乗って前に出ているから」であるという[要出典]。

※この「プレイ・スタイルと使用機材」の解説は、「イングヴェイ・マルムスティーン」の解説の一部です。
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