フェイゾンの存在する惑星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 16:45 UTC 版)
「フェイゾン」の記事における「フェイゾンの存在する惑星」の解説
惑星フェイザからフェイゾン生命体が飛来した場合、その生命体をフェイゾンコアとして周囲の汚染が進行する。リバイアサンによってフェイゾン汚染が生じた惑星には、汚染源として巨大なシード(シードコア)が形成される事が確認されている。いずれにせよ汚染源を除去しない限り、最終的にその惑星はフェイザのような純粋なフェイゾンで出来た惑星に変貌してしまう。 惑星ターロンIV 元来鳥人族が生息していた惑星。豊かで動植物の楽園ともいえる惑星であったが、作中より50年前に、隕石として飛来したフェイゾン生命体によってフェイゾン汚染が発生した。鳥人族は多大な犠牲を払いつつ、メトロイドプライムが最深部に潜むフェイゾン汚染源のインパクトクレーターを封印し、汚染拡大を食い止めた。 しかし完全に汚染を除去する事は出来なかった結果変異生物が誕生しており、事件後は混乱のため鳥人族の行方も分からなくなってしまった。その後、クレーター周辺にフェイゾン採掘基地『フェイゾンマインズ』を建設したスペースパイレーツ達によって、封印が解かれようとしていた。 末期の鳥人族達は、予言により将来メトロイドプライムを倒す戦士が訪れることを知っており、惑星内には後世に残された多くの装備が存在していた。最終的にはサムスの活躍によってメトロイドプライムが撃破されると同時にフェイゾンコアが破壊され、汚染は完全に除去された。 惑星エーテル 惑星ターロンIVと同じく、作中から50年前に隕石が落下。既に惑星エネルギー枯渇の状況にあったため、衝突時の強力なエネルギーが時空のバランスを破壊し、エーテルと重なり合う別次元・惑星ダークエーテルやイングと呼ばれる凶悪な生命体の一群を誕生させてしまう。 エーテルに落下した隕石はフェイゾン生命体とは明言されていないが、フェイゾンがダークエーテルにのみ存在する、そして上記のようにダークエーテルの大気やエネルギーがフェイゾンと同質であるなど何か関連性を持つことが示唆されている。 絶滅寸前だったルミナスから、惑星エネルギー奪還の依頼を受けたサムスは、スペースパイレーツ・ダークサムス・イング族とそれを束ねるエンペラーイングを撃破して、分割された惑星エネルギーを取り戻した。これによりダークエーテルは内部のフェイゾン等もろとも消滅した。 惑星ノリオン サムスらの活躍もありリバイアサンの撃退に成功しているが、スペースパイレーツが持ちこんだフェイゾンによって、一部地域が汚染されていた。 惑星ブリオ 惑星ノリオンと同時期に放たれたリバイアサンによって、フェイゾン汚染が発生した。 サムスが降下した頃にはダークサムスの命令を受けたスペースパイレーツによって厳重な防御網が張られており、特にシードの周辺施設は完全に制圧・シード外部に高性能のエネルギーシールドが展開されている等、容易に攻略できないようになっている。シードの内部にも、同惑星の古代ブリオニアン文明が製造した戦闘用大型ゴーレム『モゲナー』をフェイゾンを動力に修理し配備され、シードを守護している。 惑星エリシア 惑星ブリオと同様、惑星ノリオンと同時期に放たれたリバイアサンによって、フェイゾン汚染が発生した。 こちらも施設各所がスペースパイレーツに占拠されたうえ、シールド発生装置がガス惑星であるエリシアの大気の下の地表付近に配置されたため、事実上シールド発生装置は破壊不能となる。このためセロニア式爆弾(作中における核融合爆弾の一種)によってシールドの正面から強行突破がされた。シードの内部にも、フェイゾン汚染により意思を喪失した大型のエリシアン『ヘリオス』が配備され、シードを守護している。 惑星ウルトラガス スペースパイレーツが新たな拠点としていた惑星。ダークサムスに洗脳されたスペースパイレーツ達によって、より使用可能なフェイゾン源を増やすべく真っ先にリバイアサンが放たれた。なお、洗脳されていないパイレーツ達は迎撃を試みたものの結局は失敗し、惑星ウルトラガスのパイレーツ達は全てダークサムスの支配下となった。 汚染が故意に促進されており、サムスらが発見時には惑星自体が純粋なフェイゾンへと変異しつつあった。シードには惑星防衛シールド以外にも、トラム運行用の防衛ラインが配備され、更にシード内部にはノリオンの戦闘から復活した『オメガリドリー』が登場する。 惑星フェイザ 宇宙に存在する全フェイゾンの原産地。そして惑星自体が巨大なフェイゾンエネルギーの塊で構成された、1つの巨大な生命体である。リバイアサン等のフェイゾンシードを自らの意思で他の星に送り、他の惑星に汚染を拡大する。後にダークサムスや、連邦戦艦ヴァルハラから奪取された『オーロラユニット313』の精神感応能力によって、惑星フェイザはダークサムスの意思によって制御できるようになったが、それはダークサムスとオーロラユニット313を撃破されることで宇宙の全フェイゾンが連鎖的に消滅することを意味するようになった。 ダークサムス達、フェイゾン生命体の故郷でもあるため、洗脳されたスペースパイレーツ達はここを「聖地」と呼んだ。なお、エリシアンも1000年以上前に1度だけ、偶然にも「生きた惑星」として観測した事がある。
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