バトントワリング
歴史と沿革
バトントワリングはバトンと呼ばれる手具を回転させると言う意味で、手に持ってバトンを回すだけでなく、高く投げたり、首や肩、腕の上を転がすなど数百種類の技があります。スピーディーなバトン操作にバレエや体操の要素を組み入れ、音楽をバトンと身体で表現する演技は芸術性の高い魅力あるスポーツです。
バトントワリングとしての起源は、20世紀前半のアメリカで軍楽隊の先頭に立って指揮をするドラムメジャーが持つ指揮杖を回したことから始まったといわれています。
日本では1950年代後半、基地に住んでいたアメリカ人の少女がNHKテレビでバトンの演技を披露したことが現在のバトントワリングの発展につながったといわれています。1964年の東京オリンピック以降、パレードや運動会でバトンの演技が見られるようになり、学校教育や社会教育に取り入れられ、専門のバトンスタジオやスクールなども誕生しました。
楽しく気軽にできる健康的なレクリエーションとして人気が高まると同時に、マーチングバンドと共存した組織も発展し、技能検定や指導者認定研修会が行われ、フェスティバルや競技などの大会も開かれるようになりました。現在バトン愛好者は60万人といわれています。競技においては世界バトントワリング選手権も開催され、日本は世界でトップレベルの実力を持つスポーツに発展しました。
用具
種目
大会概要
「バトントワリング全国大会」(団体演技)
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「全日本バトントワリング選手権大会」(個人・ペア・チーム)
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「WBTFインターナショナルカップ」
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固有名詞の分類
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