ハイアームズ侯爵家
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「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「ハイアームズ侯爵家」の解説
フェルナン・ハイアームズ 登場作:「閃III」・「閃IV」 声:森岳志 ハイアームズ侯爵家の当主(ハイアームズ侯爵)で、エレボニア帝国南部にあるサザーラント州の統括者(領主)。ゲーム本編では基本的に「ハイアームズ侯」と呼ばれている。 四大名門の一角に数えられる大貴族で貴族派に属するものの穏健派であり、他の三家の当主とはやや距離を置いている。 来歴 「閃I」 - 直接の登場はしない。ガレリア要塞とザクセン鉱山での働きを認められたリィンらVII組がバルフレイム宮でユーゲントIII世に拝謁した際に、対面した人物の一人として語られている。 「閃II」 - 登場はしない。内戦が始まってからも、戦火を逃れた難民たちを手厚く保護するなど抜け目ない立ち回りを披露しており、家名を傷つけることなく終戦を迎える。内戦後は、臨時の領邦会議が開かれ戦後処理や査問が始まったカイエン公とアルバレア公に対する処遇などをルーファスやログナー侯と話し合う予定であることが語られている。 「閃III」 - 特別演習でサザーラント州を訪れたリィンを館に迎え、要請を伝える。 「閃IV」 - 後方から《黄昏》に対抗する。ログナー侯から密かに連絡を受け、カレイジャスII建造のの資金提供を行っていたことを語る。 人物 四大名門当主のほかの3名と比較して癖がなく、物腰は穏やかで、気さくな人柄だが、それでも一筋縄では行かない人物なんだろうなという印象をリィンから持たれている。 内戦後に貴族派が弱まった中でもその高い統治力と世渡りの上手さで侯爵家を存立させており、長子ライアンは外国の駐在武官、次子アレックスはジュライの高官、そしてパトリックは侯爵家の名代として海都の暫定統括者であるバラッド侯や領邦会議の世話役を務めさせるなど要職に就かせており、ハイアームズ家の強かさを垣間見せている。また、「閃III」では代替わりが始まっている四大名門や他の貴族に対し、良き相談役のような立ち位置も担う。 柔軟な統治を行っていることから、領地であるサザーラント州の住民からの不満も少ないとされ、パトリックからもバランス感覚は大したものだと評されている。 執事セレスタンのことは息子のようなものと思っており、セレスタンからも「筋をしっかり通せばわかってくれる方」と尊敬されている。 ユーゲントIII世からの信頼も厚く、「閃III」では皇帝に対して(内戦の責任を取り)「叶うことなら謹慎したく」もあると話したところ、謹慎されたら帝国の片輪が回らなくなると応じられている。 ゲーム本編では「閃I」と「閃II」で四大名門当主の中で唯一人だけ直接の登場がなく、「閃III」でようやく本編に登場した。 パトリック・T・ハイアームズ フェルナンの三男。詳細は#パトリック・T・ハイアームズを参照。 セレスタン 登場作:『閃』・『創』 声:松原大典 ハイアームズ家に仕える男性執事。眼鏡をかけている。 すべてを完璧にこなす万能執事であり、主筋のパトリックに対しても至らない点があれば注意しているが、パトリックから疎まれることはなく、むしろ兄のように慕われている。 来歴 「閃I」 - パトリック付きの執事として、トールズ士官学院の第一学生寮に住む。ハイアームズ公爵から急に呼び出され、まだパトリックの側から離れたくないという思いから解決方法を探っていたが、事情をリィンに話したことで吹っ切れ、自分の気持ちを侯爵にまっすぐ伝えることを決意する。 「閃II」 - 内戦では《騎士団》を結成したパトリックの成長を認め、お目付役としてではなく背中を預け合う仲間として、士官学院奪還を目指し乗り込んできた《VII組》と対峙する。 「閃II」の後は引き続き士官学院に在学を続けるパトリックを残して、セントアークに戻る。 「閃III」 - 当初はセントアークにてハイアームズ家の執事として登場するが、途中からトールズ士官学院・第II分校に寮・校舎の管理人兼執事として赴任してくる。とあるイベントでは、遊撃士を目指し挫折していた若者を叱咤、ギルドの受付を目指しながら第II分校の用務員として働くことを提案し、厳しく指導する。 「閃IV」 - 引き続きリィンらのサポートをしており、主君ハイアームズ侯を乗せた飛行船がハイジャックされた際はリィンらに救出を依頼するとともに救出作戦に協力をする。
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