テン・テラーズ(冥府十神)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:10 UTC 版)
「パワーレンジャー・ミスティックフォース」の記事における「テン・テラーズ(冥府十神)」の解説
巨大な魔界の神たち。モノリスによって選ばれた者が行動することを許される。ルールに厳しく定められたルールを破れば死を以て償うこととなる。その目的はマスターを復活させること。 マグマ(イフリート) テン・テラーズ第1の使者。炎を操る。パワーレンジャーに駆け引きを申し出、ラジオ塔に火を灯し、火が消えるまでパワーレンジャーが生き残っていたら自分の敗北を認めると宣言する。圧倒的な力でパワーレンジャーを追い詰めるものの、戦っている最中に塔の火が消えてしまい、スキュルピンに殺された。 オキュロス(サイクロプス) テン・テラーズ第2の使者。ライフルが武器で射撃の名手。そのライフルから放たれる弾は当たったものを消してしまう効果を持つ。光を発するところに入り込むことが出来、その能力を使って巧みに移動しながらパワーレンジャーたちを狙撃する。ニックを狙い、「ニックが犠牲になるなら他の仲間は助ける」と申し出るが、彼らに拒否されたので、次はニック以外のパワーレンジャーを消し去り、彼を追い詰めるが、レッドドラゴンファイヤーレンジャーとなったニックによって倒された。 サーペンティーナ(ゴーゴン) テン・テラーズ第3の使者。巨大な盾が武器。マスターの復活には興味を持っていない。ヘッカトイドを利用して、ニックとロダを変身できないようにして自分に有利な状況を作り、ニックとロダを除いたレンジャーたちを襲って飲み込んでしまう。だが、ヘッカトイドを利用していたことがイタッシスにばれてしまい、イタッシスによってニックとロダを元に戻されてしまった。そして、変身した2人の攻撃を受けたことにより飲み込んだ4人を吐き出す。本来の大きさに戻ってメガゾードと戦うが倒された。 メガホーン(ドレイク) テン・テラーズ第4の使者。好戦的な性格をしている。非常に硬い鎧で身を包み、いかなる攻撃も通用しない。だが、首の後ろには鎧を着けておらず、そこをダガロンに攻撃されて元の大きさに戻ってメガゾードと戦うが、やはり首の後ろを攻撃されて倒された。 ヘッカトイド(トード) テン・テラーズ第5の使者。武器はトランペットになるハンマー。食欲が旺盛で彼の部屋にはテーブル一杯のお菓子が置かれている。体のイボに含まれる毒が武器。舌を自在に操って戦う。蛙に似た姿をしているためかサーペンディナが苦手で、サーペンティーナが行動を開始する前に彼女に焚き付けられ、一度パワーレンジャーの前に姿を現し、ニックとビダを変身できないようにしてしまう。そして、メガホーンが倒れた後にモノリスによって選ばれて行動を開始する。魔界蛙の卵で空を覆い、そこから生まれた蛙で地上を埋め尽くそうと企む。ウドナを捕食目的で拉致し、パワーレンジャーを自分のテリトリーにおびき寄せて倒そうとするが失敗。変身能力を取り戻したウンドナとパワーレンジャーによって倒された。 マトゥーンボー(ティターン) テン・テラーズ第6の使者。強力な肉体と防御力を持っている。車に轢かれそうになった子供を助けるなど、優しい心の持ち主である。そして、ヴィダと友人になり、破壊活動を止める。だが、マスターの新しい肉体に選ばれてしまう。マスターに肉体を捧げるのを拒み、マスターの魂を宿したまま、永遠の眠りに就こうとするが、スキュルピンに攻撃されてダメージを受けたことによりマスターに肉体を乗っ取られて死亡するが、最終話でマスターが倒されたことで復活を果たし、ヴィダと共にDJを務める。 ゲッコー(ワイバーン) テン・テラーズの1人。飛行能力と素早い動きを駆使してパワーレンジャーを追い詰めるが、ウルフ・ウォーリアーとなったリーンボウに倒された。 イタッシス(スフィンクス) テン・テラーズの1人。穏やかで知的な女性戦士で、左腕に装着する手甲が武器。不正を許さない性格。レンジャーたちの発言に心を撃たれ改心する。 ブラックランス(スレイプニル) テン・テラーズの1人。騎士に似た外見で、槍が武器。最後はニックと対決して倒された。 スカルピン(ダゴン) テン・テラーズのリーダー。半魚人に似た姿をしており、矛が武器。イタッシスの裏切りで倒された。
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