チェリートン学園の面々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 02:12 UTC 版)
「BEASTARS」の記事における「チェリートン学園の面々」の解説
ジャック(Jack) 声 - 榎木淳弥 種族 - ラブラドール・レトリバー レゴシと共に生活する701号室の寮生。性別はオス。レゴシとは実家が近所同士の幼馴染。12月22日生まれの17歳。血液型はO。身長167センチメートル、体重55キログラム。左利き:196。 オオカミに品種改良を加えて生み出された種族(イヌ)ということもあって、闘争心が抑えられているためか、明朗活発で人懐っこく心優しい性格である反面、知能が高く、学園トップクラスの成績を誇る優等生でもある。しかしながら、幼少期はこうした品種改良を経て誕生した出自から「作り物」のイヌという自らの種族に強い劣等感を持っており、改良前である「本物」のオオカミに対して屈折した憧れや嫉妬心を抱いていた。 こうした経緯もあって、幼少期はレゴシとしばしば衝突していたが、後にお互い良き理解者となり、周囲から誤解されがちなレゴシを心配している。 ミズチ(Mizuchi) 声 - 山村響 種族 - ハーレクイン種のウサギ(英語版) 自らを絶滅危惧種と自負する高等部の少女。左右対称に白と黒で縞がはっきり別れているのが特徴。取り巻きであるモモンガの女子生徒(声 - 小澤亜李)と黒猫の女子生徒(声 - 本渡楓)を常に引き連れている。 同種族の男子(声 - 榎木淳弥)と恋人関係にあったが、その恋人がハルとも関係を持ったことがきっかけで破局し、「絶滅危惧種のカップルを壊された」ことでプライドを傷付けられた嫉妬と逆恨みから、取り巻きの女子生徒と共に、ハルに苛烈ないじめを繰り返している。 レゴム(Legom) 声 - あんどうさくら 種族 - メンドリ レゴシのクラスメイトの雌鶏。無表情とお嬢様言葉が特徴。レゴシがいつも困ったような下がり眉をしていることから、心中でレゴシのことを「八の字」と呼んでいる。 アルバイトとして水曜日のみ学校の売店に自分が産んだ無精卵を卸しており、レゴシが「水曜日のタマゴサンドイッチは特に美味しい」と褒めているのを聞いたことがきっかけで真剣に体調管理を行い、産む卵に責任と矜持を持つようになる。なお、レゴシ自身は褒めていたタマゴサンドイッチがレゴムの卵で作られていることに終始気づかないままだった。 2018年に行われた第11回マンガ大賞の授賞式では、作者の板垣はレゴムの被り物を着用して登壇した。 ゴン(Gon) 声 - 佐々健太 種族 - シベリアトラ 学園長。性別はオス。55歳。左目に傷跡がある。 選ばれた者に重圧を強いることになるビースター制度には消極的だが、評議会でチェリートン学園が5年間ビースターを輩出していないことを指摘され、「食殺事件の犯人を見つけた者を次のビースターにする」という約束をさせられてしまう。しかし、該当者となったレゴシはその際に食肉を犯したためその功績を公表できず、表向きの該当者にされたルイも固辞したため、またしてもビースターの輩出は叶わなかった。 『BEAST COMPLEX』で発表された「トラとビーバー」は、彼の少年時代を描いたエピソードである。 ロクメ(Rokume) 声 - くじら 種族 - ガラガラヘビ 警備員。胴に目の形の模様が四つあり、学園内で六つの目を持つ動物の怪談として存在が噂されていた。レゴシの人柄を買って、学内で起きたテム殺害事件の犯人探しを依頼する。
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