ダイユウ商事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 03:31 UTC 版)
藤本浩平(27歳) 本作の主人公。営業一課に勤務。会社では定時帰りや就業時間の居眠り常習などのやる気のないダメ社員で通っている。 夜は屋台を引いてラーメン修行を行っているが、会社が禁ずる副業にあたるため、事情を知っているのは佐倉をはじめ、ごく少数である。 自他共に認める一流の「ラーメンマニア」であり、店の前評判にとらわれないラーメンに対する味覚や古今東西のラーメン知識はプロも唸る程で、その点に関してはライバルで皮肉屋の芹沢ですら認める程。その為、狭いテーマを与えられてのラーメン創作、既存のラーメンの問題点の解決などには強いが、漠然としたテーマの下では無難なラーメンを作ることが多い。またオペレーションや原価管理、安定した材料の確保など、経営面での考えは経験不足もあって考えが回らないことも多く、芹沢からはたびたび「優秀なラーメンマニア」と揶揄される原因にもなっている。 異性の気持ちには鈍感な面があり、自分に思いを寄せる佐倉の気持ちや、女性絡みの焼き餅は、周囲の四谷や葉月ですら気づいているのに藤本だけは気づかないようなことも多い。 佐倉祥子(23歳) 藤本の同僚の女性。優秀なOLで、社内でもラーメンマニアとして知られている。 四谷匡史(40歳) 藤本の上司、営業一課の課長。大阪支社から赴任してくる。一見ボンヤリしている風で、実は切れ者。普段は常に笑みを浮かべており(困っている時でも冷や汗を流しながらも目は笑ったまま)、藤本達部下に対しても常に丁寧語を使うが、時にはそれを逆手に取って厳しい表情と雰囲気で部下達を叱咤するのに利用することもある。 前任の一課長であり、友人でもある大島敏彦から「藤本が屋台を引いている」という情報を引き継いでおり、同時に藤本のフォローも頼まれていたため、暗に藤本の実力(正体)を見抜いていることを示唆するような描写がたびたびあった。 博多の出身で、博多ラーメンには並々ならぬ強い拘りを持つ。 葉月玲(32歳) 四谷のいた大阪支社から転勤して藤本の上司の主任となった(後に係長へ昇進)。気が強く、歯に衣着せぬクセのある性格の女性で、藤本とは何かと対立しやすい。藤本以外にもその気の強さから度々トラブルを起こし、懐柔するはずのラーメン店主(後述の千葉)にさえ喧嘩を売るような対応をしたこともある。ラーメンの知識は少ないが、飲食店事業についてのノウハウは藤本より経験豊富。杏という瓜二つの妹がおり、ともに空手の達人。藤本と佐倉の仲については佐倉に対して藤本との関係についてからかう等好意的。 辻井信一(34歳) 営業一課の係長。グータラ社員の藤本に対しては常に厳しく当たるが、残業で居残る部下達に夜食を奢るなど他の社員に対しては普通の上司。 第一六九話で仙台にある東北支社の営業課長として赴任して行った。 米原信一(22歳) 営業一課に配属されてきた新入社員。山形出身。巨漢でそれに見合う筋力にも恵まれている反面、気は小さく頼み事を断れない性格。その巨体のせいで市販品では気に入る服が無いことから自分で編んで着ている。コーヒーやワインには拘りを持ち、熱帯魚飼育の知識もある。 内藤義剛(40歳) 自然食レストランチェーン「大地」1号店の総支配人。 大島敏彦(45歳) 営業一課の課長だが、第一話で福島支社に次長として赴任して行った。後任課長の四谷とは年齢が5つ違うが同期入社でかつ親友でもあり、引継ぎの際「藤本が屋台を引いている」ことを伝えたうえで「(藤本が)ラーメン修行をすれば会社の仕事となり、会社の仕事をすればラーメン修行となるようにしてほしい」と提案した。
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ダイユウ商事
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主人公の藤本達が勤める会社。自然食レストランのチェーン展開、ラーメン店のチェーン展開、ラーメン博物館などを仕掛ける。
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