タム4000形
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「国鉄タム500形貨車」の記事における「タム4000形」の解説
詳細は「国鉄タム4000形貨車」を参照 15t積の石油類(除ガソリン)専用二軸タンク貨車(私有貨車)。1937年(昭和12年)9月17日から1961年(昭和36年)5月4日にかけて90両(タム4000 - タム4089)が汽車製造、鉄道車輌工業、飯野重工業、東洋レーヨン、東洋機械、ナニワ工機、三原車輌、新潟鐵工所にて製作された。 全長は8,100mm又は8,800mm、全高は3,790mm、自重は10.1t - 11.1t、換算両数は積車2.4、空車1.0であった。 落成当時の所有者は三井物産、成沢精油所、昭和石油、出光興産、ゼネラル物産、大協石油、東京貿易、歴世砿油、日本石油であった。 1987年(昭和62年)4月に最後まで在籍した1両(タム4084)が廃車となり形式消滅した。
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タム4000形
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「国鉄タム4000形貨車」の記事における「タム4000形」の解説
タム4000形は、石油類(除ガソリン)専用の15 t 積二軸貨車である。 1937年(昭和12年)9月17日から1961年(昭和36年)5月4日にかけて90両(タム4000 - タム4089)が汽車製造、鉄道車輛工業、飯野重工業、東洋レーヨン、ナニワ工機、造機車輌、三原車輌、川崎車輛、新潟鐵工所にて製作、又は改造編入された。 戦後の一時期に製作された車の中には戦災復旧車も含まれていたため、形態は多種多様であった。 落成当時の所有者は、三井物産、成沢精油所、昭和石油、出光興産、ゼネラル物産、大協石油、東京貿易、歴世砿油、日本石油であった。 1968年(昭和43年)10月1日ダイヤ改正に伴う最高速度75 km/h化への対応として、走り装置の(一段)リンク式から二段リンク式への改造が行われたが、同年8月に改造に漏れた4両がタム24000形に改称された(後述)。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃31」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合2(中))が標記された。 タンク体は普通鋼製の直胴タイプで、キセ(外板)なしドーム付きタンク車であり、荷役方式はマンホールによる上入れ、吐出管による下出し式である。 塗色は、黒であり、ロットによる多少の違いはあるが全長は8,100 mm、全幅は2,225 mm、全高は3,790 mm、軸距は3,800 mm - 4,200 mm、自重は10.1 t - 11.1 t、換算両数は積車2.4、空車1.0、最高運転速度は65 km/h→75 km/h、車軸は12 t長軸であった。 1987年(昭和62年)4月に最後まで在籍した1両(タム4084)が廃車になり、形式消滅した。
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