北海道内専用車の設定と改番
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 03:48 UTC 版)
「国鉄タム500形貨車」の記事における「北海道内専用車の設定と改番」の解説
1968年(昭和43年)10月1日に行われる白紙ダイヤ改正(通称ヨンサントオ)に際して、貨物列車のスピードアップが実施されることになったが、北海道地区ではスピードアップが見送られたため、二段リンク化の対象外となった車両の改番が1968年(昭和43年)8月に実施された。当時、北海道地区に在籍していたタム500形47両、タム800形1両、タム4000形4両が対象となり、区別のため、旧番号に20000を加算し、それぞれタム20500形、タム20800形、タム24000形に改番された。改番後は、北海道内専用車として使用された。 タム700形1両も北海道内専用車となったが、当時の時点では1両(タム702)しか在籍していなかったため、改番を免れている。 改番以外は、タンク体に最高速度65 km/h以下を示す黄色の帯が入ったほか、黄色の字で、「道外禁止」の文字が入れられた。そのほかの変更はない。
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