タム700形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 03:48 UTC 版)
「国鉄タム500形貨車」の記事における「タム700形」の解説
15t積の石油類(除ガソリン)専用二軸タンク貨車(私有貨車)。1932年(昭和7年)11月7日から同年12月3日にかけて3両(タム700 - タム702)が汽車製造、三菱重工業にて製作された。登場時は専用種別がなかったが、後に石油類の専用種別が与えられた。 落成当時の所有者は、三菱商事の1社のみであり扇町駅を常備駅として運用された。 1941年(昭和16年)4月1日に全車石油共販へ名義変更された。 1945年(昭和20年)8月14日にタム701が戦災により廃車になった。 1949年(昭和24年)9月21日に残った2両が三菱石油へ名義変更された。 全長は7,880mm、全高は3,842mm、自重は10.3t - 10.8t、換算両数は積車2.4、空車1.0であった。 1971年(昭和46年)7月29日に最後まで在籍したタム702が廃車となり形式消滅した。
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