タム5800形とは? わかりやすく解説

タム5800形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:48 UTC 版)

国鉄タム5800形貨車」の記事における「タム5800形」の解説

タム5800形は液化アンモニア専用の20t積タンク車として1954年昭和29年5月22日から1961年昭和36年10月26日にかけて19両(タム5800 - タム5818)が三菱重工業日立製作所川崎車輛日本車輌製造の4社にて製作された。 本形式の他に液化アンモニア専用種別とする形式は、タ520形(2両)、タ550形(5両)、タ580形30両)、タ2800形(3両)、タム5850形(1両、後述)、タサ4100形142両)、タサ5800形(2両)、タキ4100形2代)(44両)、タキ18600形(128両)の9形式がある。 所有者旭化成工業東洋レーヨン日東化学工業宇部興産三菱化成工業昭和電工別府化学工業東北肥料日産化学工業伊藤忠商事10であった1979年昭和54年10月より化成品分類番号「毒燃(G)26・3」(毒性の物質燃焼性物質高圧ガス毒性のあるもの、可燃性のもの)が標記された。専用種別の「液化アンモニア」と化成品分類番号の「燃」は赤色標記されている。更にタンク右側形式番号上に「連結注意」が標記された。 ドームレス直円筒型タンク体は、ボイラ及び圧力容器炭素鋼及びモリブデン鋼鋼板(SB42、現在のSB410)製で荷役方式タンク上部にある弁からの上入れ上出し式である。 塗色は白であり、全長12,800mm、全幅は2,238mm、全高は3,750mm、台車中心間距離は8,700mm、実容積は28.0m3-29.0m3、自重は25.4t-31.3t、換算両数は積車4.5空車3.0、最高運速度は75km/h、ベッテンドルフ式のTR41である。 1985年昭和60年6月4日最後まで在籍した1両(タム5805)が廃車になり同時に形式消滅となった

※この「タム5800形」の解説は、「国鉄タム5800形貨車」の解説の一部です。
「タム5800形」を含む「国鉄タム5800形貨車」の記事については、「国鉄タム5800形貨車」の概要を参照ください。

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