タム7200形
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「国鉄タム7200形貨車」の記事における「タム7200形」の解説
タム7200形は、液化プロピレン専用の15t積タンク車として1959年(昭和34年)10月17日から1962年(昭和37年)2月22日にかけて8両(タム7200 - タム7207)が日本車輌製造の1社のみにて製作された。 本形式の他に液化プロピレンを専用種別とする形式には、タサ5500形(18両、後述)の1形式のみが存在した。1963年(昭和38年)2月4日に専用種別の名称変更が行われLPガス(最高使用圧力 19kg/cm2)専用となった。 落成時の所有者は三井化学工業、日本曹達、ゼネラル瓦斯の3社であった。 ドームレス直円筒型のタンク体は、ボイラー鋼板(SB46B、現在のSB450)製で荷役方式はタンク上部にある弁からの上入れ、上出し式である。 塗色はねずみ色1号であり、全長は15,100mm、全幅は2,400mm、全高は3,840mm、台車中心間距離は11,200mm、実容積は34.2m3 - 34.5m3、自重は28.3t、換算両数は積車4.5、空車3.0、最高運転速度は75km/h、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1979年(昭和54年)6月29日に最後まで在籍した2両(タム7200 , タム7201)が廃車となり同時に形式消滅となった。
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