タキ400形とは? わかりやすく解説

タキ400形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/11 15:27 UTC 版)

国鉄タキ400形貨車」の記事における「タキ400形」の解説

タキ400形は、日本初カセイソーダ専用の30t 積タンク車として1935年昭和10年12月27日から1951年昭和26年10月20日にかけて15両(コタキ400 - コタキ413コタキ417)が日本車輌製造川崎車輛運輸機材の3社にて製作された。1949年昭和24年9月30日ワキ1形ワキ207)より1両、同年12月28日チキ1500形より1両、チキ3000形より1両がそれぞれ改造の上形式編入された。 また逆に形式から種車となりタキ450形コタキ413コタキ450後述)、タキ6700形コタキ410コタキ6701)、タキ9350形コタキ415 - コタキ416→タキ9350 - タキ9351)へそれぞれ改造され形式離籍した。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 本形式の他にカセイソーダ液を専用種別とする貨車タム900形130両)、タキ1400形104両)、タキ2600形523両)、タキ2800形332両)、タキ7750形289両)等実に29形式存在した落成時の所有者は、東亞合成化学工業現在の東亞合成)、レーヨン曹達大日本紡績興国人絹パルプ現在の興人)、日本軽金属の5社であった1979年昭和54年10月より化成品分類番号「侵81」(侵食性の物質腐食性物質危険性度合2(中))が標記された。 ドーム付き円筒型タンク体は、普通鋼一般構造用圧延鋼材、SS41現在のSS400)製で荷役方式タンク上部マンホール又は液出入管からの上入れ、液出管と空気使用による上出方式であり、両管はS字管を装備している。 車体色黒色寸法関係は全長10,300mm、全幅は2,590mm、全高は3,725mm、台車中心間距離は7,710mm、実容積は22.5m3、自重は17.8t、換算両数は積車4.5空車2.0であり、台車はTR20、TR24(その後換装された車もある)である。 1983年昭和58年12月21日最後まで在籍した1両(コタキ417)が廃車となり同時に形式消滅となった

※この「タキ400形」の解説は、「国鉄タキ400形貨車」の解説の一部です。
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