タキ450形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/11 15:27 UTC 版)
「国鉄タキ400形貨車」の記事における「タキ450形」の解説
タキ450形は前述のとおり1956年(昭和31年)8月27日に新潟鐵工所にてタキ400形(コタキ413)より改造され形式名は新形式であるタキ450形とされた。改造内容は断熱材を巻きキセ(外板)を装備したことであり、その結果積載荷重は28t 積に減トンされた。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 落成時の所有者は、大日本紡績であったが1964年(昭和39年)7月1日にニチボーへ、1966年(昭和41年)10月28日に新日化産業へそれぞれ名義変更された。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「侵81」(侵食性の物質、腐食性物質、危険性度合2(中))が標記された。 車体色は黒色、寸法関係は全長は10,300mm、台車中心間距離は7,200mm、実容積は22.5m3、自重は18.8t、換算両数は積車4.5、空車1.8であり、台車はアーチバー式のTR20である。 1973年(昭和48年)1月19日に廃車となり同時に形式消滅となった。
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