タキ4800形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/09 03:55 UTC 版)
「国鉄タム4800形貨車」の記事における「タキ4800形」の解説
タキ4800形はS酸肥液専用の30t 積の私有貨車である。 タキ4800形はタム4800形の製造(改造を含む)が終わった1954年(昭和29年)11月30日に1両(コタキ4800)が日立製作所にて製作された。形式番号を意図的にそろえたものと思われる。タキ4800形は1形式1両であった。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 所有者は昭和電工であり、富山港駅を常備駅として運用された。 車体色は黒色、寸法関係は全長は9,500mm、全幅は2,330mm、全高は3,662mm、軸距は5,400mm、実容積は21.5m3、自重は16.0t、換算両数は積車4.5、空車1.6であった。 1964年(昭和39年)7月1日に専用種別変更(S酸肥液→酢酸ビニル)工事を受けタキ8700形に編入(タキ8708)され同時に本形式は形式消滅となった。本形式としての在籍期間は10年間と短命であった。
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