タキ4950形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/11 14:18 UTC 版)
「国鉄タキ4900形貨車」の記事における「タキ4950形」の解説
1962年(昭和37年)10月にタキ4200形より4両(コタキ4233 - コタキ4236)の専用種別が「サラシ液」に変更され、記号番号は新形式名であるタキ4950形(コタキ4950 - コタキ4953)とされた。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 当初はブレーキ率の変更のみで外見は種車であるタキ4200形と変わらなかったが、1971年(昭和46年)に富士重工業においてタンク体を新製し載せ換えが行われた。このタンク体は耐候性高張力鋼製で、内部はゴムライニングが施されており、外部には断熱材(グラスウール)と薄鋼板製のキセが取り付けられていた。 所有者は、呉羽化学工業であり、常備駅は常磐線の勿来駅であった。 1993年(平成5年)8月に最後まで在籍した1両(コタキ4950)が廃車となり同時に形式消滅となった。
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