タキ4600形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 02:18 UTC 版)
「国鉄タキ1400形貨車」の記事における「タキ4600形」の解説
1960年(昭和35年)12月28日にタキ1400形より2両(コタキ1426 ,コタキ1427)の改造工事が汽車製造にて行われ、記号番号は新形式名であるタキ4600形(コタキ4600 ,コタキ4601)とされた。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 改造工事内容は加熱管の撤去、断熱材、キセ(外板)の追加装備である。 落成時の所有者は、宇部曹達工業であり宇部線の宇部岬駅を常備駅として運用された。(社名は1963年(昭和38年)2月4日にセントラル硝子へ変更した) 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「侵81」(侵食性の物質、腐食性物質、危険性度合2(中))が標記された。 車体色は黒色、寸法関係は全長は9,800mm、台車中心間距離は5,500mm、実容積は22.3m3、自重は17.0t、換算両数は積車5.5、空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 1983年(昭和58年)5月16日に2両揃って廃車となり同時に形式消滅となった。
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