タキ6700形とは? わかりやすく解説

タキ6700形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/27 03:27 UTC 版)

国鉄タキ6700形貨車」の記事における「タキ6700形」の解説

1958年昭和33年8月26日タキ400形より1両(コタキ402コタキ6700)、タキ1400形より1両(コタキ1408コタキ6750)の専用種別変更カセイソーダ液→塩酸)が汽車製造にて行われ形式名は新形式であるタキ6700形に変更された。更に同年9月6日タキ400形より1両(コタキ410コタキ6701)の専用種別変更汽車製造にて行われた。この時点タキ400形よりの改造車タキ6700番台タキ1400形よりの改造車タキ6750番台区分けされていた。 その後1968年昭和43年10月17日タキ2800形より4両(コタキ2817、コタキ2832 - コタキ2834→コタキ6751 - コタキ6754)の専用種別変更カセイソーダ液→塩酸)が汽車製造にて行われ形式編入され上記番台区分複雑になった。 本形式の他に塩酸専用種別とする形式はタ1750形(1両)、タ1850形(3両)、タ3200形(4両)、タム5000形368両)、タム5100形(6両)、タム9400形10両)、タム25000形(4両)、タキ5000形62両)、タキ5050形(109両)、タキ12500形(9両)の10形式があった。 所有者東亜合成化学の1社のみであり落成時の常備駅は伏木駅坂出港駅昭和町駅である。 1979年昭和54年10月より化成品分類番号「侵82」(侵食性の物質腐食性物質危険性度合1(大))が標記された。 タンク材質は、一般構造用圧延鋼材 (SS41、現在のSS400)製であり、このため内部腐食防止のためのゴムライニング処理が施されている。タンク体には「(内部ゴムライニング)」と標記された。荷役方式は、タンク上部マンホールからの上入れ吐出管を用いた下出方式である。 車体色黒色寸法関係は全長10,300mm、全幅は2,478mm、全高は3,710mm、台車中心間距離は6,400mm、実容積は22.2m3、自重は18.2t、換算両数は積車4.0空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41C、TR41Dであった1984年昭和59年1月31日最後まで在籍した1両(コタキ6753)が廃車となり同時に形式消滅となった

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