ゼク・ツヴァイとは? わかりやすく解説

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ゼク・ツヴァイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 16:13 UTC 版)

ゼク・アイン」の記事における「ゼク・ツヴァイ」の解説

ゼクシリーズの2番目の機体であり、実戦本位の重MSとして開発された。「ゼク・アイン倍する性能」を謳い、高火力高機動性備えた大型MSグリプス戦役期から第一次ネオ・ジオン抗争期懸けてMSの重火力/多機能化に伴う大型化に至る、恐竜進化潮流乗った機体一つである。 後背部に接続され大型推進ブロックバック・パックおよびテール・パック)や増加ブースターにより、従来MS比較して前後幅が長大であることなどから、一概に人型とは言えない形態を持つ。 ジオン公国軍は80tクラスまでをMS実用的限界考え、それを超える大型機動兵器モビルアーマー (MA) として計画したが、連邦軍ではRX-78大戦果による「ガンダム信仰」や、MA撃破MS果たした実績への重視根強くMS大型化高出力化へのこだわりがあった。ゼク・ツヴァイが人型からの逸脱をみせながらもあくまでもMSとされたのは、これに起因するとされる両肩マニピュレーター付きサブアームが2基ずつ計4基が設置され武器支持操作などメインアームの補助用いられる両肩上部ラッチゼク・アインの倍の計4基に増加したほか、機体各部ハードポイント備えゼク・アインと共通の各種オプション兵装装備できる。中でもゼク・アイン第2種兵装ビーム・スマートガン標準装備とされ、遠射戦能力重視している。 ただし、高性能のみを追求するあまり、兵器として整備運用面が無視される傾向見られ、特に本機機体サイズから連邦軍標準的巡洋艦であるサラミス改ではエレベーターにも載らず、艦内収容不可となったため、母艦としてアレキサンドリア重巡洋艦以上が必要となるなど、艦載運用面での致命的な欠点抱えてしまい、せっかくの高性能価値激減する結果になったメッサーラバウンド・ドックのような限定され条件下で使用される実験機異なり汎用MS目指し本機にとってこれらは重大な問題であったまた、増加ブースターについてもゲター用いれば不必要な装備であり(ゲター違い使い捨てとの点でも不経済)、MS単体で何でも可能とする思想弊害受けた現場無視して技術者興味本位造られ機体」である観が強く後継ゼク・ドライは再び汎用性重視した小型MS回帰することとなる。 雑誌連載時いわゆる最終MS位置づけだったが、単行本版ではゾディ・アック登場により、準量産型MS改められた。

※この「ゼク・ツヴァイ」の解説は、「ゼク・アイン」の解説の一部です。
「ゼク・ツヴァイ」を含む「ゼク・アイン」の記事については、「ゼク・アイン」の概要を参照ください。

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