スペイン領フロリダ
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スペイン領フロリダ(スペインりょうフロリダ、西: Florida Española、英: Spanish Florida)は、スペインが16世紀から北アメリカ、現在のアメリカ合衆国フロリダ州のある地域に築いた植民地である。スペインはフロリダ半島に1513年に初めて上陸し、1565年から1763年までと1784年から1821年までの2つの期間に亘って領有した。
- 1 スペイン領フロリダとは
- 2 スペイン領フロリダの概要
- 3 歴史
- 4 関連項目
スペイン領フロリダ
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「スペインによるアメリカ大陸の植民地化#北アメリカの征服」および「スペイン領フロリダ」も参照 フロリダは1513年に、スペインの所有地を主張するフアン・ポンセ・デ・レオンによって最初に発見された。アメリカ合衆国本土での継続して居住された最古のヨーロッパ人の入植地であるセントオーガスティンは、1565年にフロリダ北東の海岸に創設された。イギリスに強制的に割譲された七年戦争の終わりまで、フロリダはスペインの所有地として残り続けた。1783年、アメリカ独立戦争の後に、イギリスはやむを得ずフロリダをスペインに与えた。 2度目のスペインの支配の間はアメリカ合衆国に強く影響された。ジョージアとフロリダの境界沿いと、アメリカのミシシッピ川の使用に関して紛争が起こった。これらの問題は恐らく1795年のサン・ロレンソ条約(西: Tratado de San Lorenzo、英: Pinckney's Treaty)で解決され、この条約は何よりもまずフロリダとジョージアの境界を北緯31度線沿いに固めた。しかしトーマス・ジェファーソンが一度予見したように、アメリカ合衆国はフロリダに手出しをしないことはできなかった。
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