ステーツマンとは? わかりやすく解説

statesman

別表記:ステーツマン

「statesman」の意味・「statesman」とは

「statesman」は、政治家公務員といった意味を持つ英語の単語である。しかし、単なる政治家を指すだけではなく、高い道徳性洞察力持ち長期的な視点国家利益考え行動することができる政治家を特に指す。具体的には、国家重要な政策決定する立場にある人物や、国際的な交渉を行う人物など該当する

「statesman」の発音・読み方

「statesman」の発音は、IPA表記では /ˈsteɪtsmən/ となる。IPAカタカナ読みでは「ステイツマン」となり、日本人発音するカタカナ英語読み方では「ステーツマン」に近い。発音によって意味や品詞が変わる単語はないため、一定の発音統一される

「statesman」の定義を英語で解説

「statesman」は、"A statesman is a skilled, experienced, and respected political leader or figure."と定義される。つまり、スキル経験持ち尊敬される政治リーダー人物を指す。

「statesman」の類語

「statesman」の類語としては、「politician」や「leader」、「diplomat」などがある。しかし、「statesman」はこれらの単語よりもより高い道徳性洞察力を持つ人物を指すため、同じ「政治家」を指す言葉でもニュアンス異なる。

「statesman」に関連する用語・表現

「statesman」に関連する用語としては、「statesmanship」がある。これは「statesman」の能力資質を表す名詞で、「政治家としての洞察力や高い道徳性」を意味する

「statesman」の例文

1. He is a true statesman who always puts the country's interests first.(彼は常に国の利益最優先考え真のステーツマンだ。)
2. We need a statesman who can lead us through these difficult times.(私たちはこの困難な時期導いてくれるステーツマンが必要だ。)
3. He is respected worldwide as a wise statesman.(彼は賢明なステーツマンとして世界中から尊敬されている。)
4. The statesman negotiated a peace treaty.(そのステーツマンは平和条約交渉行った。)
5. He is not just a politician, but a statesman.(彼はただの政治家ではなく、ステーツマンだ。)
6. The statesman made a speech about the future of the country.(そのステーツマンは国の未来についてスピーチをした。)
7. The statesman's decisions have a long-term impact.(そのステーツマンの決定長期的な影響を持つ。)
8. The statesman showed great wisdom in his policies.(そのステーツマンは彼の政策大いなる知恵示した。)
9. The statesman was involved in international negotiations.(そのステーツマンは国際交渉関与した。)
10. He is a statesman with a strong sense of responsibility.(彼は強い責任感を持つステーツマンだ。)

ステーツマン【statesman】

読み方:すてーつまん

政治家。特に、すぐれた識見をもつ政治家


ステーツマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 15:02 UTC 版)

ステーツマン
欧字表記 Statesman
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 1930年
死没 1956年
(26歳没・旧27歳)
ブランドフォード
デイル
母の父 ランドリーグ
生国 イギリス
生産者 フレンド・サイクス
競走成績
生涯成績 23戦6勝
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ステーツマン (Statesman) はイギリス競走馬エプソムダービー3着などの成績を残し、1935年種牡馬として日本に輸出され、現地で天皇賞(春)優勝牝馬レダなどを送り出した。

経歴

競走馬時代はイギリスで走り23戦6勝。現在の準重賞にあたる競走を2勝し、エプソムダービーで3着(優勝馬ハイペリオン)という成績を残している。競走馬引退後は種牡馬としてアメリカに渡ったが、そこで日本から視察に来ていた吉田善助(吉田善哉の父)の目に留まり、日本への輸入が決まった。購買価格については明らかにされていないが、一説には20万円とも言われている [1]。来日後は北海道白老町社台牧場に繋養された。

当時の競走馬生産は下総御料牧場小岩井農場という一方は官営、一方は財閥所有の二大牧場が中心となっており、種牡馬についてもこのふたつの牧場の繋養馬が勢力を二分していた。そのような状況下で種牡馬入りしたステーツマンだったが、初年度からルーネラが下総御料牧場のダイオライト産駒タイレイを抑えて阪神優駿牝馬に優勝。翌年の帝室御賞典(秋)でもエステイツが優勝し、二大牧場種牡馬の独占状態に一石を投じた。 1949年には牝馬レダが天皇賞(春)に優勝。これは現在まで唯一の牝馬による春の天皇賞制覇となっている。

最終的に5頭の八大競走優勝馬を送り出し、リーディングサイアー獲得はならなかったが最高2位(1943年)を記録するなど、二大牧場の繋養馬に対抗する唯一の種牡馬として活躍を続けた。1956年に老衰により死亡。後継種牡馬ではハルステーツ、イブキヤマ(競走名ステーツイブキ)が重賞優勝馬の父となったが、父系を繋ぐことはできず、1960年代にその血筋は途絶えている。

ステーツマンは牡馬のクラシック競走優勝産駒は出せなかったが、前述のハルステーツは1945年太平洋戦争の混乱による競馬休止中に盛岡で行われた種牡馬選定2400メートル競走甲級で、二大牧場からの出走馬を抑えて優勝しており、「幻のダービー馬」とも呼べる存在である。そのとき手綱を取った小西喜蔵[2]も後に「ダービー馬と言って良い」と発言をしている[3]

主な産駒

主なブルードメアサイアー産駒(八大競走優勝馬のみ)

血統表

ステーツマン (Statesman)血統ブランドフォード系/St.Simon5×4=9.38%、Galopin5×5=6.25%) (血統表の出典)

Blandford
1919 黒鹿毛
父の父
Swynford
1907 黒鹿毛
John o'Gaunt Isinglass
La Fleche
Canterbury Pilgrim Tristan
Pilgrimage
父の母
Blanche
1912 鹿毛
White Eagle Gallinule
Merry Gal
Black Cherry Bendigo
Black Duchess

Dail
1919 鹿毛
Land League
1903 鹿毛
Desmond St. Simon
L'abbesse de Jouarre
Combine Carbine
Molly Morgan
母の母
Discourse
1915 栗毛
Beppo Marco
Pitti
Rhetrick Cyllene
Gas F-No.1-l

脚注

  1. ^ 同年に下総御料牧場が導入したダイオライトは約18万円であった。
  2. ^ 三冠馬セントライトの主戦騎手として知られる。
  3. ^ 『血と知と地-馬、吉田善哉、社台』 p.57

参考文献

外部リンク




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