スティーブ・フォックス[Steve Fox]
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:18 UTC 版)
「鉄拳の登場人物」の記事における「スティーブ・フォックス[Steve Fox]」の解説
格闘スタイル:ボクシング 国籍:イギリス 登場:鉄拳4以降全作 声:Ezra Stanley(鉄拳4)、ギデオン・エメリー(鉄拳5〜、ストリートファイター X 鉄拳(英語版))、Guy Perryman(鉄拳6の対戦中の掛け声)、細谷佳正(ストリートファイター X 鉄拳)、てらそままさき(実写映画日本語吹替え) プロボクサー。幼い頃より今の養父母の下で育てられる。ミドル級世界チャンピオンであり、オックスフォード大学を飛び級で卒業するなど、学問にも長けている。有名になれば本当の両親が名乗り出て自分の出生の秘密(と左腕の大きな傷跡の謎)を教えてくれるのでは、との思いでボクシング界で活躍を続けていた。そんなある時、マフィアの仕組んだ賭け試合でわざと負けるようプロモーターに強要されるが、八百長を拒み逆に試合に勝ってしまう。マフィアに命を狙われる逃亡生活を余儀なくされたが、やがてThe king of iron fist tournament4開催を知る。大会で活躍すれば両親が名乗り出てくれるかもしれないと思い、大会参加を決意する(『鉄拳4』)。大会中、レイ・ウーロンの助けを借りて自分がニーナ・ウィリアムズの卵子を使い体外受精で作りだされた人間だと知る(またニーナは暗殺者でマフィアの依頼を受け、スティーブの命を狙って大会に参加していた)。三島財閥に怒りを覚えるとともに自分のような人間を2度と作り出してはいけないと考え、The king of iron fist tournament5の開催を知ると、三島財閥を潰すため大会に参加する(『鉄拳5』)。第5回大会の中で研究所を破壊し、再びボクシングの世界に戻ろうとするが、三島とG社の紛争で大半の大会が中止になり不貞腐れていた。そんな所にポール・フェニックスとマーシャル・ロウから共にトレーニングをしないかと提案され「ボクシング以外の格闘技にも触れられる良い機会」と思い、それに承諾する(『鉄拳6』)。 体外受精で作り出されたことを知り、今度は自身の腕の傷と生まれた施設のことを知るためニーナを追う。とある情報を元にたどり着いた聖堂から、任務を終えて逃走する、ボロボロのウエディングドレス姿のニーナの前に立ちふさがり話を聞こうと試みた(『鉄拳7』)。 年齢は初登場の『鉄拳4』〜『鉄拳7』で21歳。パンチ攻撃を主体にしているが、「タックキック」など本来ボクシングでは禁じ手になっている蹴り技も使う。キックボタンは主に、「ウィービング」「ダッキング」などの予備動作・回避動作が割り当てられている(『ストリートファイター X 鉄拳』でもバイソンやダッドリー同様パンチのみで攻撃する)。『鉄拳4』発表当時の名前はディーン・アーリッカーだった。ほとんどのキャラクターが不純な動機で大会に参加するのに対し、彼はかなり真面目な理由で大会に参加している。 スティーブが幼い頃にいた施設は、三島財閥が強化兵士を作り出すための研究施設。優秀な遺伝子を組み合わせ肉体改造を施し、最強の兵士を作り出す研究が行われていたが全て失敗に終わっている。「優秀な遺伝子」として、当時コールドスリープ状態で捕らわれていたニーナの遺伝子が使われており、さらにその遺伝子がスティーブに使われている。左腕の傷は肉体改造の代償であり、その研究による生き残りであることを表している。『鉄拳TT2』では三島財閥に在籍していたレオの母親と関係があることを示唆している描写がある。 『鉄拳7FR』ではフードを付けたコートを羽織っている。
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