ジャパネットチャンネルDX
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「ジャパネットたかた」の記事における「ジャパネットチャンネルDX」の解説
ここでは、放送終了したテレビショッピングの専門チャンネルを記載しています。新しい「BSJapanext」とは異なります。 ジャパネットチャンネルDX(ジャパネットチャンネルデラックス)は、スカパー!プレミアムサービスや一部のケーブルテレビに加入することで視聴可能だった通販専門チャンネルである。衛星一般放送事業者は当初ジャパネットたかたが自ら務めていたが、2012年10月以降はスカパー・ブロードキャスティング、2016年12月1日からはスカパー・エンターテイメント(スカパー!プレミアムサービスのみ)へのチャンネル供給となっている。通称はジャパチャン。 2001年3月24日、ジャパネットスタジオ242として開局。チャンネル名の「242」は、スカパー!での配信チャンネルに由来しており、商品注文用のフリーダイヤルにも使用されている(チャンネル名の変更および242chによる標準画質での放送終了後も2018年まで使用していた)2010年10月1日に現行チャンネル名に変更した。 当チャンネル専属の司会者(もしくは地上波向けと兼任)2名程度を中心に進行するが、年に数回「特別企画」を行い、この時は司会者陣が総出演する。長時間の生放送を行うことも多く、6周年記念を迎えた2007年には3月24日21時から25日の21時まで24時間、チャンネル名の変更とハイビジョン配信開始記念として2010年10月1日0時から10月2日3時までの27時間に渡って生放送が行われ、以後2010年10月の1ヶ月は毎週土曜日から日曜日かけて24時間もしくは8時間の生放送を実施した。また、チャンネル名の変更を機に、毎週水曜から日曜(2010年11月14日より、それ以前は毎日)の深夜0時から3時間生放送を実施(毎週土曜日は0時から6時までの『怒涛の6時間生放送』を実施)しており、地デジや季節・行事などのエピソードを視聴者からメールで募集し、生放送中に紹介している(2011年3月11日に発生した東日本大震災以後は生放送を一時休止していた)。 生放送及び番組収録は、開局当初から民放地上波で放送されているテレビショッピング同様、佐世保市の本社にある自社のテレビスタジオにて実施していたが、2012年12月の東京スタジオ運用開始以降は、東京オフィス内にあるテレビ番組用のスタジオで実施されている。この為当チャンネル専属MCは全員東京オフィスへ異動となった。その後2014年の経営判断に伴い東京スタジオは閉鎖されたが、2017年から再度東京スタジオがオープンしている(前述)。 2010年10月1日よりJCN加盟局(一部を除く)で、10月8日よりJ:COM、2011年3月25日よりひかりTV、4月1日よりeo光テレビにてハイビジョン放送配信を開始している。スカパー!プレミアムサービスでも2012年9月29日よりハイビジョン放送を開始した。ケーブルテレビでは主に各局が独自に設けているコミュニティチャンネル(自主放送チャンネル)で深夜帯を中心にフィラーとして放映されているが、局によってはチャンネルを設けて配信している所もある。なお、標準画質放送は2012年9月30日をもって放送を終了しているが、一部のケーブルテレビ局ではダウンコンバートして引き続き標準画質にて放送している。 2021年12月にBS放送で新チャンネル(BSJapanext)を開局させることに伴い、本チャンネルを同年3月31日24:00で放送を終了する予定であることを同年1月25日に発表した。 閉局日である2021年3月31日19:00から最後の5時間生放送を実施。創業者である髙田明も出演し、開局してから現在に至るまでのエピソードなどを語ったり、同年12月に開局予定のBS放送の内容を紹介していた。そして生放送終了と同時にチャンネルも閉局し、ジャパネットスタジオ242時代を含め、20年の歴史に幕を閉じた。この生放送はジャパネットのホームページにてアーカイブが期間限定で公開された。
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