ストラップ (服飾)
(ショルダー・ストラップ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 09:08 UTC 版)
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ストラップ(strap)とは一般的には紐のことを指すが、服飾用語としてはイブニングドレスなどの胸元を大きく開けた衣装や下着(ブラジャーやビスチェ、スリップ、キャミソールなど)、水着など肩を露出した衣服の前身頃(正面側)と後身頃(背面側)をつなぐ、ショルダー・ストラップ(shoulder strap、肩ひも・吊り紐とも)を指す場合が多い。
古代エジプトにおいては、古王国時代より片方あるいは両方の肩の部分に肩ひもを通した衣装を着けていたことが知られている。
ただし、シャツの前立てや短冊、靴のバックル止めなども「ストラップ」と呼ぶ場合がある。
肩を露出した服装を際立てるために透明のビニール素材を使用したストラップもある。
ストラップレス
生地素材や設計により、ストラップを付けずに肩からバストライン(胸線)の上部及び背中を完全に露出させた衣装スタイルを、ストラップレス(strapless)と呼ぶ。ずり落ち防止のためにゴム紐やギャザー、接着テープなどを使って抑えたものが多い。乳房の大きさが目立たないという長所がある反面、安定性には欠け、特に上からの力には弱いという欠点がある。19世紀中頃に出現したとされ、最古の記録は1846年のものとされている。
参考文献
- 小川龍夫『ファッション/アパレル辞典』繊研新聞社、2004年。ISBN 4-88124-146-X。
関連項目
ショルダーストラップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 07:58 UTC 版)
一般的には後述の帯状タイプを指す場合が多いが、アメリカ陸軍ではこのタイプのみをショルダーストラップと呼ぶ。 肩の線と直角(進行方向と平行)に縫い付ける長方形の肩章で、フランス軍の常装に用いられていたものである。アメリカ陸軍やフランス軍、チリ陸軍(将官)等では現在でも使用されている。 米陸軍将官(ジョン・シャリカシュヴィリ)のアーミーブルー・ユニフォーム(1997年) フランス陸軍将官(シャルル・ド・ゴール) チリ陸軍将官(アウグスト・ピノチェト) 日本陸軍でも、明治38年制式「陸軍戦時服服制」(1905年)にて将校准士官・下士官兵ともにショルダーストラップタイプの肩章が階級章として定められ、翌1906年の明治39年制式「陸軍軍服服制」および1912年の明治45年制式(四五式)にも採用となった。 明治39年制式ないし明治45年制式の陸軍歩兵大尉 明治45年制式をベースとする昭和5年制式の士官候補生たる陸軍砲兵軍曹
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