シナリオ・キャラクター設定
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「ネコぱら」の記事における「シナリオ・キャラクター設定」の解説
本シリーズに登場するキャラクターのうち、ショコラとバニラは『NEKO PARADISE』よりも前の2008年夏のコミックマーケットで発売された同人誌を初出としており、ショコラとバニラという名前はその同人誌のおまけ本で初めて登場したほか、この時点で二人はケーキ屋に勤務しているという設定が存在していた。さよりはテックジャイアンとのインタビューの中で、ショコラとバニラの服装について、「過去にゴスロリを描いていたころから白黒の色味を多用しており、今回のソレイユの制服でもそれを採用したら、メイド服っぽくなってしまった」と振り返っている。 ゲーム化に当たり、さよりは「同人誌のキャラクターと別人だと思われる分には問題ない」と考え、シナリオライターの雪仁に「これまでの同人誌の設定は気にしなくてよい」と話し、最低限の設定を伝えた後は雪仁に任せた。雪仁は、一から設定を作り直すつもりでキャラクターの設定を構築したが、さよりのキャラクターを自分が動かしてしまってもよいのかという不安から、何度もさよりに問い合わせたとテックジャイアンとのインタビューの中で述べている。また、前述のインタビューの中で、雪仁は「シナリオを執筆するにあたり、キャラクターの可愛さとエロさを引き立てることを意識した」と述べている。主人公の実妹である時雨について、さよりは「雪仁さんに『この作品は猫たちがメインであって、時雨は攻略対象じゃないから、あまりいい子にしないでほしい』と頼んだはずなのに、すごくヒロインらしい妹に仕上がってしまった」と、同人ゲームサークル・moarea88とのインタビューの中で述べており、雪仁も「さよりからは『時雨は、猫を嘗め回しかねないほどの変態にしてほしい』という指定があったが、それはちょっと辛いのではないかとさよりに話した」とテックジャイアンとのインタビューの中で振り返っている。 本シリーズのキャストはさよりの要望を基に選出されており、「ショコラとバニラは最初の段階から中村あむとヒマリにすると決めていた」とさよりはテックジャイアンとのインタビューの中で振り返っている。また、ショコラとバニラ以外のキャラクターも、さよりが過去に関わった作品の出演者や、さよりが気に入っているゲームのサンプルボイスを聞いたうえで選出されており、最終的に美少女ゲームで活躍する声優が多用された。
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シナリオ・キャラクター設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/21 05:12 UTC 版)
「PRIMAL×HEARTS」の記事における「シナリオ・キャラクター設定」の解説
シナリオライターには『恋色マリアージュ』と『星ノ音サンクチュアリ』にひきつづき吉川芳佳が起用された。武内はこれら2作で吉川の長所と短所を見てきたことから、本作では得意分野を伸ばすようにという指示を出した。吉川はシナリオの執筆にあたり、様々な思惑などをスパイスとして用いつつも、「どちらの生徒会を応援するか」という点に重きを置くと同時に、「ヒロインとのといちゃいちゃエッチ」を裏テーマに据えた。その一方で、吉川は細かな描写よりもCGやキャラクターの邪魔にならないようにすることにも気を付けた。また、吉川は共通ルートにおけるキャラクターの掘り下げを苦手とすることを自覚していたため、章構成に近い形をとってどのキャラクターも平等に描写できるようにした。 聖良は孤高の生徒会長という立場と孤立しがちな本人の気質から主人公との距離が最も大きいキャラクターとして設定されており、彼女のルートでは主人公が聖良との距離が縮める様子に重きが置かれた。聖良のキャラクターデザインを担当したさそりがためはテックジャイアンとのインタビューの中で、『恋色マリアージュ』の美穂乃と被らないように注意したと述べており、黒髪ロングのデザインの幅の少なさと自身の引き出しの乏しさ故予想通り苦労したと振り返っている。 ゆづきのルートは「友達以上恋人未満な関係」が変化する様子をラブコメディ調に描いた内容となっており、ゆづきのアルバイト先の喫茶店に物語上の重要な役割が与えられた。ゆづきのキャラクターデザインを担当した芦俊は、テックジャイアンとのインタビューの中で「最初イメージがうまくまとまらず、キャラクターデザインがなかなか決まらなかった」と明かし、作画にあたり長いポニーテールが映えるよう髪の毛をきれいに描くことを意識したと振り返っている。 陽姫のルートは「恋を知らない女の子の恋」を描いており、幼い見た目と大人びた言動を併せ持つ彼女の人となりに重きが置かれ、Hシーンはロリキャラとしての魅力を全面に押し出すものとなった。陽姫のデザインはさそりがためが担当しており、自身がデザインした聖良とは対照的に最初のラフ画の時点でデザインが確定したと前述のインタビューの中で述べており、シルエットで判別可能な点や描きやすさから、今まで担当した中での一番のお気に入りであると話している。 歌奈のルートでは、陽姫を第一に考えていた歌奈が主人公を意識していく様子に重きが置かれた。芦俊は歌奈のキャラクターデザインも担当しており、「僕は年上のキャラクターを描くのが結構苦手なようで、気を抜くと年下~同年代のようになってしまうため、常に『少しお姉さん』のキャラクターであることを意識した」と前述のインタビューの中で振り返っており、Hシーンにおける歌奈の巨乳の柔らかさの表現に注力したと述べている。 サブキャラクターのうち、萌衣はトラブルメーカーのギャグ担当として設定されている一方、教師らしいさを併せ持つ人物として描かれた。また、天道会会計の書記である美智は賑やかし役として設定されており、エッチで明るい性格の人物として描かれた。
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