日本とサモアの関係とは? わかりやすく解説

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日本とサモアの関係

(サモアと日本の関係 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 15:39 UTC 版)

日本とサモアの関係

日本

サモア

本項では、日本サモアの関係英語: Japan–Samoa relations)について述べる。日本とサモア独立国の関係英語: Japan–Independent State of Samoa relations)、あるいは旧称により日本と西サモアの関係英語: Japan–Western Samoa relations)とも。

沿革

1962年1月1日、ニュージーランド委任統治領西サモア英語版より西サモアとして独立[1]

1973年、日本と西サモアの間で外交関係が樹立される[2]

1980年6月、在京西サモア名誉総領事館が開設される[3]

1997年2月、在アピア日本国名誉総領事を任命[3]

1997年7月、国名が西サモアからサモアに改称される[4]。これに伴い、在京西サモア名誉総領事館が在京サモア名誉総領事館となる。

2007年1月、在京サモア名誉総領事館が閉館。2009年7月、在京サモア大使館が開設される[3]

2013年1月、在サモア日本大使館が開設され[3]兼勤駐在官事務所として活動を開始[5]

2016年3月、福島県いわき市常磐興産株式会社内に、在福島サモア名誉領事館が開設される[6]

2017年1月1日、在サモア日本大使館が実館としての大使館に格上げ[5]。同年3月14日、日本国政府の閣議決定により、青木伸也が初代駐サモア日本大使に任命される[7]

要人往来

日本要人のサモア訪問

日本の外務大臣の上川によるサモアの首相のフィアメ表敬訪問。2024年2月撮影

2003年10月、秋篠宮文仁親王および同妃紀子がサモアを訪問し、マリエトア・タヌマフィリ2世や首相トゥイラエパ・サイレレ・マリエレガオイなどの要人と会談し、サモア国立大学英語版太平洋地域環境計画事務局英語版(SPREP)の本部、首都アピアにある同国最大の港湾アピア港などを視察した[8]

2007年5月11日、マリエトア・タヌマフィリ2世が94歳で死去。日本からは外務大臣政務官浜田昌良が弔問の特使として派遣され、国葬に参列した[9]

2024年2月10日、日本の外務大臣としては初めて、上川陽子がサモアを訪問した。首相のフィアメ・ナオミ・マタアファを表敬した後、サモア国立大学保健科学学部施設整備計画に関する書簡に署名し、交換を行った[10]

サモア要人の訪日

1989年1月7日、昭和天皇が87歳で崩御。同年2月24日に執り行われた大喪の礼には、サモアのオ・レ・アオ・オ・レ・マーロー(国家元首)マリエトア・タヌマフィリ2世と教育大臣パトゥ・アファエセが参列した[11]

1990年天皇明仁(当時)の即位の礼が執り行われ、同年11月に行われた賓客を招く饗宴の儀には、オ・レ・アオ・オ・レ・マーローのマリエトア・タヌマフィリ2世が参列した[12]

1998年から2021年までサモア首相を務めたトゥイラエパ・サイレレ・マリエレガオイは、副首相、財務相時代を含めて、これまで17回訪日している(1984年、1985年、1988年、1990年、1994年、1997年に2回、2000年、2003年、2005年、2006年、2009年、2012年、2015年、2017年、2018年、2019年。うち8回は太平洋・島サミット出席のため[5])。

外交使節

駐サモア日本大使

  1. 青木伸也(2017~2019年)
  2. 寺澤元一(2019~2021年)
  3. 千田恵介(2021年~)

駐日サモア大使

  1. レイアタウア・トゥイトロヴァア・キリフォティ・エテウアティ(2009~2015年、信任状捧呈は7月14日[13]
  2. ファアラヴァアウ・ペリナ・ジャックリーン・シラ・ツアラウレレイ(2015年~、信任状捧呈は5月20日[14]

出典

関連項目

外部リンク




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