コミケ自主バス運行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 03:32 UTC 版)
「アキバエクスプレス」の記事における「コミケ自主バス運行」の解説
コミックマーケット(以下、「コミケ」または「C」)では、午前4時半前の東京国際展示場(以下、「東京ビッグサイト」または「ビッグサイト」)への到着が禁じられているため、現地で徹夜しなくても早朝に到着したいというコミケ客の声に応えて運行を開始。4時半前後に到着する様にダイヤが編成されていた。運行された便は以下の通り。 ありあけ:栃木県方面から埼玉県内を経由してビッグサイトまで運行する夜行バス。コミケが行われるビッグサイトの所在地(江東区有明)にちなむ。 けよりな:東京都内からビッグサイトまで運行する早朝特急バス。アダルトゲーム『夜明け前より瑠璃色な』(オーガスト社製作)をもじった「夜明け前より有明な」が由来。 アクティー(仮称):C75でのみ実現した神奈川便(2009年時まで1回のみ運行)。JR東海道線快速「アクティー」が由来と思われる。 昼行便のシャトルバスもあり、ビッグサイトロータリー〜有明北待機場を活動の場とし、ビッグサイトから秋葉原までの直行便をバス会社に依頼して運行していた。しかし、C74(2008年夏)以降は北待機場が閉鎖され、かつ燃料事情によりチャーター料が高騰したため、運行が困難になり中断した。 北待機場の閉鎖については、東京ビッグサイトの東雲方面にある東雲駐車場の利用が代替として考えられる。しかし、国際展示場駅利用の参加者を誘導する動線が引けず、以前のような乗客数を確保できないため、解消策にならない。 それに加えて、運行を中断して以降の旅行業法の解釈が変わり、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}旅行業協会から「路線バス運行行為に当たる」旨の通達があったため[要出典]、更に運行再開が困難になってしまった。 この運行中断に先立って、C73(2007年冬)の最終日には、日の丸自動車興業から2階建てオープンバス(ネオプラン・スカイライナーの改造車)を含む9台のバスを貸し切り、(事実上の)最終運行を行った。 なお2009年現在、スカイライナーは路線バスに登録されており、貸切運用に就けない。ただし、類似の幌付きオープンバス「SKYBUS」は貸切運用に就いており、各地に貸し出されている。 コミケへの夜行直行バスはその後、東京都清瀬市の貸切バス事業者・バスウェイへの委託による募集型企画旅行(ツアーバス)となっている。その後もアキバエクスプレスはタイアップという形で協力していたが、C85(2013年冬)の運行は栃木県・埼玉県発の夜行便がアキバエクスプレス側の都合により中止となった(東京都内発の便については通常通り運行された)。
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コミケ自主バス運行
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C66(2004年夏)ちとせ観光バスから中型バス1台を手配し、minori制作のアダルトゲーム『はるのあしおと』の絵を貼った。シャトルバスとしてではなく、ゲームの舞台である架空の地名の「芽吹野町営バス」という設定で会場周辺を走行した。 C67(2004年冬)ちとせ観光バスから大型バス1台と中型バス2台を手配し、minori、sincere、PULLTOPのアダルトゲーム作品の絵を貼り、ビッグサイト~秋葉原間の初のシャトルバス運行を行った。当日は突然の降雪により、ゆりかもめや各交通機関が次々と麻痺状態に陥る中、急遽ちとせ観光バスから大型バス1台を追加手配して、陸の孤島と化した会場周辺からコミケ参加者を輸送した。 コミケ30周年記念 24耐 (!?) コミケットスペシャル4(2005年春)ちとせ観光バスから大型バス2台を手配し、ビッグサイト~秋葉原間のシャトルバス運行を行った。 C68(2005年夏) C69(2005年冬)日の丸自動車興業からアメリカンドリーム1台、弘伸交通からエアロキング1台を手配するなどして、シャトルバスに2階建てバスを本格的に投入し始めた。他にもはとバスや東京都交通局(都営バス)からも車両を手配するなど、多種多様な車両を揃えた[要出典]。なおこの時に大阪ZIPANG-JJからダイムラー1台を手配し、薮塚交通からもZIPANGから譲渡されたダイムラーを手配して、ロータリー内でAKIBA(アキバエクスプレス)、ZIPANG(ZIPANG-JJ)、JAPAN(薮塚交通)の揃い踏みを実現した。 C70(2006年夏) C71(2006年冬) C72(2007年夏) C73(2007年冬)
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