クローン・フォース99
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「クローン・トルーパー」の記事における「クローン・フォース99」の解説
クローン・フォース99(Clone Force 99)は共和国軍に所属したクローン・コマンドー部隊。通称『バッドバッチ(Bad Batch/不良分隊)』又は『CT-99』『実験ユニット99』。彼らはカミーノの主要エンジニア・主任医療科学者のナラ・セにより、彼女の個人ラボで意図的に遺伝子に突然変異を加えて作り出された5人のクローンのうちの4人で構成されている。後に、元501大隊ARCトルーパー伍長のエコー、ジャンゴの遺伝子を持つクローンの少女・オメガが仲間に加わる。また、帝国樹立後はクロスヘアが同部隊を脱退している。名前の由来はカミーノの戦いで戦死した奇形クローン「99号」からとられている。様々な指揮官の下で活動しており、コマンダー・コーディ、キャプテン・レックス、ジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーなどの指揮下で功績を挙げた。 ハンター(Hunter) クローン・コマンドーの軍曹でバッド・バッチの指揮官。五感を強化されている彼は、センサーよりも優れた嗅覚、聴覚で敵の居場所を割り出すことに長けていた。また指揮官としての技能・戦闘力にもたけており、曲者揃いの同部隊をまとめていた。また、反抗的な態度を取り場を混乱させるレッカーやクロスヘアをなだめ、上官であるジェダイやクローンとの間を取りもつなど社交性も持ち合わせている。 武器としてブラスターのほか、バイブロブレードによる接近戦にもたけており、相手に接近して戦うことを好んでいた。 一般的なクローンとも友好的でコマンダー・コーディ―、キャプテン・レックス、脱走兵・カット・ロクウェインらと友好的な関係を築いていた。また、ジェダイを信頼しており、オーダー66の際には、若きパダワン・ケイレブ・デューム(後のケイナン・ジャラス)を逃がしたが、マスターの方は救うことができなかった。 クロスヘアー(Crosshair/CT-9904) バッド・バッチの狙撃手。優れた狙撃能力で同部隊のマークスマンを務めた。 通常のクローンを「レック(レギュラークローン)」と見下し、コマンダー・コーディなど一部のクローンを除いて友好的な交流はしていなかった。また、皮肉屋である彼は、その言動から周囲との衝突が絶えなかった。 帝国樹立後、軍を離反したバッド・バッチと決別。後にクローン・コマンダーとして通常の人間のみで結成された特殊部隊「エリート・スクワッド」の指揮官となる。 レッカー(Wrecker) バッドバッチに所属するクローン隊員。並のクローンとは比較にならない巨漢であり、闘争心の塊であったレッカーはクロスヘア―と同様に同部隊のトラブルメーカーでもあった。また、彼も通常のクローンを嫌っており、一部のクローンとしか友好的な関係を築いていなかった。 戦闘能力は高く、近接戦でも素手でドロイドを破壊するほどの怪力であった。一方、その破壊衝動により任務に支障をきたすこともあり、更に高所恐怖症という弱点もあった。 テク(Tech) バッドバッチ所属のエンジニア兼パイロット。天才的な頭脳と技術をもつ彼は、同部隊の技術的なサポートを行っていた。また、戦闘能力も高く、2丁拳銃や様々な武器を使用して最前線でも他の隊員に後れを取らない戦闘技能を見せていた。 その知識量から、常に周囲にとってはどうでも良い知識を喋っているが、戦時には冷静に状況を見極め作戦を立案することもある。
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