クレオパトラの眠り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 22:00 UTC 版)
「ザ・ドラえもんズ スペシャル」の記事における「クレオパトラの眠り」の解説
クレオパトラ 古代エジプトプトレマイオス朝の女王。エジプト王家の秘宝を封印しようと考えており、なりきりプレートでアントニウスに成ったのび太を頼る。 その正体は現在は存在しない太陽系第五惑星人の生き残り。第五惑星人はプラズマ兵器によって母星を破壊してしまったため、この地球に移住。コールドスリープを繰り返し、エジプト王家として国を統治していた。そのため、現代を超える科学力を有する。ミイラやピラミッドは、第五惑星文明を現地のエジプト人たちが模倣したに過ぎないらしい。 大神官に洗脳され、秘宝の正体である「最終兵器スフィンクス」のキーにされてしまうがのび太の奮闘により正気に戻る。戦いの後は自分を受け入れてくれる時代が来るまでコールドスリープに入る。最後まで目の前のアントニウスが本人ではなくのび太であることに気付かなかった。 マルクス・アントニウス ローマの執政官。アクティウムの海戦を前に暗殺者に襲撃され、何ら不利な状況ではなかったが、のび太を庇ったことで大怪我を負ってしまう。その後、自分を庇ったアントニウスに報いる為になりきりプレートでのび太がアントニウスに成り代わり、クレオパトラを守ると誓う。本物は四次元空間で静養に入るが、その間に戦いは終わってしまい、以降は記憶を消されて一般市民として生きていく。 オクタビアヌス(ガイウス・ユリウス・カエサル・オクタウィアヌス) ローマの執政官。後のローマ帝国皇帝。劇中ではエジプト王家の秘宝を奪うために、秘宝を封印せよというジュリアス・シーザーの遺言に背いてエジプトに攻め込む。結果的にそれがスフィンクス起動の切っ掛けになってしまい、自分の行為を悔いる。大神官に立ち向かうも敗れ、ボロボロになりながらクレオパトラを救おうとするのび太(彼らにとってはアントニウス)の姿にシーザーの真意を悟り、のび太の後押しをしてバリアを突破させて気を失う。 大神官 クレオパトラに仕えるエジプト王家の大神官だが、その正体はかつて存在した太陽系第五惑星の住人。大神官はコールドスリープに失敗して肉体が腐食。次のコールドスリープに就くことが出来なくなり、その反動で世界支配を目論むようになった。最終兵器スフィンクスの圧倒的な力でドラえもんズを追い詰めるも、スフィンクス操作のキーであるクレオパトラがのび太によって正気に戻ったため、自爆装置を起動。地球を破壊するほどの威力があったが、次元爆弾で宇宙の彼方へ転送させられ、爆発に巻き込まれて死亡した。 オシリス像 王家を護衛するガードロボット。真っ暗な中でもノクトビジョンで敵を攻撃する。杖からビームを放ち、巨体に見合わずキッドの空気砲も難なく迎撃するほどの敏捷性を有する。水に落ちて体温が下がったのび太を無視したことを王ドラに見透かされ、ドラニコフの火吹きが巻き起こした火災に気を取られたところにドラメッドの落雷を受けて爆発四散した。 スフィンクス 王宮地下に鎮座する「守護神」。その正体は第五惑星最強のロボット兵器であり、クレオパトラの声帯認証で起動する。 体内に埋め込まれたプラズマ兵器は史上最強と呼ばれる火力を有し(22世紀でも「あまりに危険なため研究すら禁止されている」らしい)、太陽内部と同様の反応を起こすことにより生成した「小型太陽」を口から射出し敵を焼き尽くす。大神官が最初に発動させた際にはローマ全海軍の1/2を瞬時に蒸発させた。 ドラえもんズの四次元ポケットにより自らが発射したプラズマを全方位から浴びせられるが小揺るぎもせず、ローマ軍の総攻撃やドラえもんズの集中砲火を浴びてもビクともしなかったものの、のび太がクレオパトラを解放したため、大神官により強制自爆させられた。
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