クイズダービー2012
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「クイズダービー」の記事における「クイズダービー2012」の解説
2012年4月17日放送。オープニングは『クイズダービー』で司会を務めた当時の巨泉のアップの映像と、上田のアップの映像を横に並べる趣向。なお、巨泉はスタッフロールの最初に「協力」扱いとして表示されたほか、VTRメッセージを通じて上田を激励した。また、複数社提供形式ながら、ロート製薬もスポンサーに名を連ねた。基本ルールは『クイズダービー』時代とは変わらないものの、出場者を6つのチーム(後述)に分けたうえで、チームをごとの持ち点(スタートの点数)を10,000点に設定。得点を賭ける行為を「BET」と総称した。また、『クイズダービー』や過去の特別番組と異なり、最終得点が最も多かった「優勝チーム」のみに賞品としてお食事券が贈呈された。視聴者も、下記の出演者と同じ条件で、携帯電話やスマートフォンから当番組の特設サイトを通じてBETに参加できた(参加者の中から最終得点の上位10名に賞金5万円を進呈)。また、視聴者が放送中に特設の電話番号で応募することを条件に、優勝チームを予想させるクイズも実施していた。 司会:上田晋也 出題:青木裕子 解答者 ◎は『クイズダービー』時代のレギュラー解答者。 ダービー種別1枠2枠3枠4枠5枠レギュラーダービー 茂木健一郎 ローラ 東国原英夫 宮崎美子◎ ガッツ石松◎ 成績(倍率) 2勝2敗(5,3,5,6) 1勝3敗(8,5,7,20) 1勝3敗(3,2,2,6) 4勝0敗(2,3,3,8) 0勝4敗(7,7,6,18) 子役ダービー 本田望結 秋元黎 相澤侑我 信太真妃 石井萌々果 成績(倍率) 0勝2敗(3,3) 0勝2敗(4,4) 1勝1敗(2,2) 1勝1敗(3,3) 2勝0敗(2,2) 女芸人ダービー 黒沢かずこ(森三中) 大島美幸(森三中) 柳原可奈子 いとうあさこ 虻川美穂子(北陽) 成績(倍率) 0勝2敗(5,5) 1勝1敗(5,6) 1勝1敗(3,4) 1勝1敗(3,3) 0勝2敗(4,7) 大御所ダービー 丸山和也 斉藤慶子◎ 渡辺正行 うつみ宮土理◎ 錦野旦 成績(倍率) 1勝1敗(7,7) 1勝1敗(4,4) 1勝1敗(2,3) 0勝2敗(5,6) 0勝2敗(8,9) 出場者 2012年4 - 6月期のTBS系連続ドラマ5番組と、上田の相方・有田哲平が司会の『有田とマツコと男と女』による6チームで構成。 赤チーム:『ATARU』(北村一輝、栗山千明、玉森裕太、千原せいじ、光宗薫)<931000点> 青チーム:『ハンチョウ〜警視庁安積班〜』(佐々木蔵之介、比嘉愛未、小澤征悦、福士誠治、六平直政、加藤夏希)<1084500点> 黄チーム:『放課後はミステリーとともに』(川口春奈、速水もこみち、入山法子、高嶋政伸)<0点> 緑チーム:『パパドル!』(錦戸亮、川島海荷、佐藤二朗、高畑淳子)<11000点> 桃チーム:『もう一度君に、プロポーズ』(真野響子、山本裕典、倉科カナ、市川由衣)<1000点> 紫チーム:『有田とマツコと男と女』(有田、マツコ・デラックス)<500点> 番組内容 『クイズダービー』のスタイルを踏襲した筆記解答式のクイズを、「レギュラー」・「子役」(番組後半は「女芸人」)・「大御所」の3チームが交代で解答。放送では、上記のチームに合わせて、「レギュラーダービー」「子役ダービー」「女芸人ダービー」「大御所ダービー」と称していた。 司会者による解答者の倍率設定、「倍率ドン!」「さらに倍」などの決め言葉、シンキングタイム中の「草競馬」のBGM、最終問題を知らせるベルの音などは『クイズダービー』を踏襲する一方、テロップの表示、画面右隅での字幕表示、CMまたぎなど、現在のテレビでの主流になっている演出を随所で採用していた。なお、スタジオには、5人1組のゴンドラ型解答者席を観覧車状に設置。また、ダービーの区切りに応じて、解答者席を時計回りで前後に移動させることでチームを交代させていた。 ダービーの合間には、ボーナスチャレンジとして、各出場者チームの代表者1名が挑戦する特別企画「シークワーズの壁」を実施した。この企画では、挑戦者を立たせた状態で、ひらがな1字を入れたコマを4行×4列に並べた壁を解答者へ少しずつ接近。挑戦者には、あらかじめ伝えられた1つのテーマに沿って、壁の中に縦・横・斜めのいずれかの方向で隠されている2文字以上の単語を探させていた。制限時間以内に該当する単語を5語見付け出せば、「成功」とみなして挑戦者のチームに1万点を加算。見付け出せない場合には、制限時間に達した時点で、壁からの圧力によって挑戦者を発泡スチロールを敷き詰めた穴へ転落させるようになっていた。ただ、結果は6名全員が失敗で終わった。
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