カクスとは? わかりやすく解説

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かく・す【嚇す】

読み方:かくす

[動サ変強くしかる。また、おどかす。威嚇する

屏風岩屹然(きつぜん)として人を—・する如き」〈蘆花自然と人生


かく・す〔クワクす〕【画す/×劃す】

読み方:かくす

【一】[動サ五]「かく(画)する」(サ変)の五段化。「一線を—・そうとする」

[可能] かくせる

【二】[動サ変「かく(画)する」の文語形


かく・す【角す】

読み方:かくす

[動サ変

比べる

「彼は少年なり、安(いづく)んぞ能く我輩に—・せんや」〈織田訳・花柳春話

競う。争う。

(けだ)し我と力を—・するものは」〈中村訳・西国立志編


かく・す【隠す】

読み方:かくす

[動サ五(四)

人の目に触れないようにする。物で覆ったり、しまい込んだりする。「姿を—・す」「両手で顔を—・す」「押し入れに—・す」

物事を人に知られないようにする。秘密にする。「身分を—・す」「—・さずに事実を話す」「当惑表情を—・さない」

死者葬る

畝傍山東北(うしとら)のすみの陵(みささき)に—・しまつる」〈神武紀

→覆(おお)う[用法]

[可能] かくせる

[下接句] 頭隠して尻(しり)隠さず跡を隠す色の白いは七難隠す髪の長きは七難隠す・上手(じょうず)のが爪(つめ)を隠す・爪を隠す・能ある(たか)は爪を隠す


かく・す〔クワクす〕【×馘す】

読み方:かくす

[動サ変首を切る。職を辞めさせる馘首(かくしゅ)する。


カクス

魚津弁(☆印は「ス」と発音する 意味
カクス服のポケット

カークス

(カクス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/21 07:03 UTC 版)

火を吐くカークスを殺害するヘーラクレース(1545年画)

カークスCacus)は、ローマ神話に登場する巨人の怪物である。火神ウゥルカーヌスの息子で、カーカの兄。3つの頭を持ち、炎を吐く。

ギリシア神話では妹のカーカと共に怪物として取り入れられた。ローマ始原の王エウアンドロスの治世、アウェンティーヌスの丘の洞穴に住み、付近に住む人々に暴虐を振るった。しかしヘーラクレースゲーリュオーンの牛の群を連れてギリシアに帰る途中この地を訪れ、牛を盗まれたためカークスを倒した。エウアンドロスは感謝して、ヘーラクレースを祭る祭壇を設けたという。

別の説ではカーカが裏切って洞窟の場所を教えた為、ヘーラクレースは洞窟へ向かう事ができたといわれる。その功績で、ローマにカーカの神殿が建設されたという。



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