オントロジー言語
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CycLを初めとして、様々なオントロジー言語が開発されてきた。多くは宣言型言語であり、フレーム言語に分類されるものと一階述語論理に基づくものがある。そのような言語の多くは上位のオントロジーを一般概念を使って定義するだけであり、領域固有の概念は言語定義の一部には含まれない。英語の全ての工学的語彙を含むオントロジー言語の例として Gellish English がある。
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オントロジー言語
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「オントロジー (情報科学)」の記事における「オントロジー言語」の解説
詳細は「en:Ontology language」を参照 オントロジー言語(英語版)は、概念体系をコード化するため使われる、一つの形式言語である。私有や標準ベースの両方で、概念体系のための多くのそのような言語が存在する: 共通代数仕様言語(英語版) (CASL, Common Algebraic Specification Language) は、情報処理国際連合ワーキンググループ1.3『システム仕様の基礎 (WG 1.3 Foundations of System Specification) 』で開発され、そしてソフトウエア仕様の領域でのデファクト標準として機能する、汎用論理ベース仕様言語である。それは今、モジュール化と構造化メカニズムを提供するための概念体系仕様に適用されている。 共通論理(英語版) (CL, Common Logic)は、お互いに正確に変換し合えるオントロジー言語ファミリのための仕様である、ISO標準24707である。 Cycプロジェクトは、幾つかの高次の拡張を持つ一階述語論理に基づく、CycL(英語版)と呼ばれるそれ自身のオントロジー言語を持っている。 オントロジー基盤手法とアプリケーション開発(英語版) (DOGMA, Developing Ontology-Grounded Methods and Applications) は、より高いレベルの意味的安定性を提供するための事実志向モデリング・アプローチを採用した。 Gellish(英語版) ("Generic Engineering Language") は、それ自身の拡張のためのルールを含み、そこでオントロジー言語と概念体系を統合する。 IDEF5(英語版) (Ontology Description Capture Method)は、有用で正確なドメイン概念体系を開発と維持をする一つのソフトウエア工学手法である。 知識交換フォーマット(英語版) (KIF, Knowledge Interchange Format)は、S式に基づく一階述語論理のための一つの構文である。 ルール交換フォーマット(英語版) (RIF, Rule Interchange Format) と F-Logic(英語版)は概念体系とルールを結合する。 Webオントロジー言語 (OWL)は、初期のオントロジー推論レイヤ(英語版) (OIL, Ontology Inference Layer)、DARPAエージェント・マークアップ言語(英語版) (DAML, DARPA Agent Markup Language)、及び:en:DAML+OILを含むオントロジー言語プロジェクトと同じように、Resource Description Framework (RDF) と*RDF Schema(英語版)からのフォローアップとして開発された、概念体系的ステートメントを作る一つの言語である。OWLは、WWWを超えて利用されることを意図しており、そしてその要素の全て(クラス、特性、及び個々)は、RDF、リソースとして定義され、そしてUniform Resource Identifier (URI)によって識別される。 セマンティック・アプリケーション設計言語(英語版) (SADL) は、Eclipseプラグインを経て入力される英語ライクを使う、OWLの表現の豊かさのサブセットを獲得する。 オープン生物医学概念体系 (OBO, Open Biological and Biomedical Ontologies)、生物学と生物医学概念体系に使われる言語。(en:OBO Foundry) Meta-Object Facility (MOF) と UML は、 Object Management Group (OMG) の標準である。
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