オントロジーの構成要素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 06:19 UTC 版)
「オントロジー (情報科学)」の記事における「オントロジーの構成要素」の解説
詳細は「Ontology components」を参照 現代のオントロジーは、それがどのような言語で表現されるかに関係なく、多くの構造的類似性を共有する。上記で述べたように、ほとんどのオントロジーは個体(インスタンス)、クラス(概念)、属性、および関係を記述する。この節ではこれら構成要素のそれぞれが一通り議論される。 オントロジーの共通な構成要素は下記を含む: エンティティ: インスタンス又はオブジェクト(基本または『基幹レベル』オブジェクト) クラス: セット、 集合、 概念、 プログラミングにおけるクラス 、オブジェクト・タイプ、あるいはモノの種類 属性 : オブジェクト(及びクラス)が持ち得る、側面、特性、特徴、特長、あるいはパラメータ 関係: クラスとエンティティが他のそれと関係づけられる方法 機能条件:一つの表明における一つの個体の場所で使われる特定の関係から形成される複雑な構造 制約: 入力として受け入れられるいくつかの主張のため真でなければならない公式に表明された記述 ルール:ある特定の形式で主張から描き出される論理的推論を記述する先行的結果のif-then文の形による表明 公理:オントロジーがアプリケーションのそのドメインを記述する全体的理論を一緒に構成する、論理形式における(ルールを含む)仮定。この定義は、生成文法や公式論理における『公理』の形式とは異なる。それらの専門分野で、公理は、「先験的」知識と仮定されたステートメントであるだけを含む。ここで使う『公理』は、自明のステートメントから派生した理論も含む。 イベント: 属性または関係の変化。 オントロジーはオントロジー言語を使って共通にコード化される。
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