エターナル編からの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:40 UTC 版)
「銀河鉄道999」の記事における「エターナル編からの登場人物」の解説
※劇場版第3作『エターナルファンタジー』に登場したキャラクターは、声優も併せて記載している。 電子妖精カノン 声 - 戸田恵子 人型をした999のパーツ。999のアバター的存在であるが、独自の自我を持つ。パーツであるために機関車の外には出られないとされていたが、運命(ディスティニー)発車前に客車から顔を出すカノンの姿が確認できる。 ミーくん 地球で監禁されていた鉄郎と同居していたトラ猫で、ともに999号に乗り込んだ。 ダークィーン エターナル編での敵役。メタノイドを支配して、有機生命体の絶滅を進めている。ただし、非業の死を遂げた惑星アフロダイテの兵士に対し涙を見せたり、自分の体内に招いた鉄郎に対し、危害を加えたり心を読んだりすることはなかったことから、冷酷非道な悪役ではないことがうかがわれ、メーテルも彼女のことを「悪人ではない」と評している。そのメーテルについては、「ぶつかれば自分の宇宙を道連れにする可能性がある」として直接対決を避けているふしがある。また、支配下に置いているメタノイドについても、「いつか自分を裏切らないとも限らない」と悟っている。(実際、その後、ヘルマザリアの子供の一人・ロウエルを含む一部のメタノイドが、ダークィーンに抵抗活動を行っていることが示唆されている) ボルカザンダIII世 声 - 梁田清之 ダークィーンの命令により地球を奪い、地球を消滅させた張本人。原作ではヘルマザリアの上官で誇り高い武人とされているが、劇場版ではエターナル編冒頭に登場した地球総統と同一人物となっており、999号を逃がした責任を取らされてヘルマザリアに処刑された。 イーゼル 声 - 日髙のり子 惑星ブライトリングファイアフライ(輝く蛍の輪)にある、ただ一軒の温泉宿の女将。父親(声 - たてかべ和也)と二人暮し。 惑星がダークィーンの手により破壊、消滅させられたために運命をともにすることとなった。 ヘルマザリア 声 - 榊原良子 ダークィーンに忠誠を尽くしているメタノイドの女戦士で、「地獄の聖母騎士」とよばれる。鉄郎と対決して倒された。ロウエルとティア(メウエル)という2人の子供がいたため、鉄郎は彼らと会ったことで自分の母を殺した機械伯爵と同じことをしてしまったと思い、悩むこととなった。後にロウエルはダークィーンとの戦いで戦死し、ティアはヘルマザリアに似た容姿に成長して、惑星「ポイズン」で鉄郎と再会する。 『ニーベルングの指環』にも登場している。 レギュラーキャラクターは非常に少なく、鉄郎、メーテル、車掌の3人だけである(エターナル編からはカノンとクレア、ミーくんもレギュラー化)。これはゲストキャラクターによる比重が大変高いストーリー構成となっているためである。 原作ではあまり表に出てこなかったハーロックやエメラルダスなど他の松本作品に登場するキャラクターも、劇場版では前面に出て活躍する。なお、エターナル編では劇場版同様、両者は主要キャラクターとして登場し、アンドロメダ編に比べ鉄郎達との関わりも増えている。 原作者の松本は登場人物について、劇場版第2作を特集したロマンアルバムでの、ファンに向けたメッセージで「ハーロックやエメラルダス、メーテルなど、作中に登場するキャラクターは敵であるプロメシュームも含めてみんな鉄郎にとって“人生の師”なんです」と語っている。
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