エアロエース/エアロクィーンとは? わかりやすく解説

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エアロエース/エアロクィーン(3代目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 00:17 UTC 版)

三菱ふそう・エアロエース」の記事における「エアロエース/エアロクィーン(3代目)」の解説

エアロエース エアポートライナーBKG-MS96JP 東京空港交通 エアロクィーン運転席 エアロクィーン車内壮瞥貨物運輸2007年平成19年6月15年ぶりにフルモデルチェンジ実施し3代目エアロシリーズが発表された(発売同年8月29日)。 ハイデッカー従来エアロバスからエアロエースAero Ace)へと名称が変更された。スーパーハイデッカーにおいては従来と同じエアロクィーンAero Queen)の名称が継続して使用されている。 エンジン先代PJ-MS86JP系で採用され6M70キャリーオーバーされているが、コモンレール噴射方式高精度クールドEGR高効率化技術採用されるなど、エンジン本体大幅な改良加えられた。 また排気後処理装置として尿素SCRシステム採用されることになった。この尿素SCRシステム日産ディーゼル(現・UDトラックス)との業務提携により、同社より供給が行われ、スペースウイングスペースアローなどと同一コンポーネントとなっている。尿素水消費量燃料の3 %と見積もられている。 これら総合的なエンジン改良により、新長期規制適合したのはもちろんだが、省燃費性能経済性さらには動力性能先代モデルよりも一層向上した。 さらにドライブトレインにも、タイヤ扁平小径化、また低回転域のトルク増大に伴う最終減速比変更が行われ、これにより静粛性先代モデルより一層向上した車体内装は、次の4つコンセプト元にしている。 三菱ふそうらしさを表現「ファミリーアイデンティティ」 飽きのこないデザインエバーグリーン情緒的存在感あるイメージ込められた「クール&エモーション使いやすさ追求ユニバーサルデザイン全高は、サブエンジン冷房車場合エアロクィーンは3.52 m、エアロエースは3.26 mである。直結冷房エアロエースオプション設定されているが、エアロクィーンでは全高増大避けるため設定がない。サブエンジン式冷房三菱重工業製が標準デンソー製はオプション直結式はデンソー製のみ。 なお、初代エアロバス以来スケルトンモノコック複合構造だったボデー構造は、エボバス(英語版:EvoBus)との技術交流生かされ今回から角鋼管材を全面使用したオールスケルトン(マルチチューブラーフレーム構造になり、フロント/リアパネルにはFRPを、サイドのロアパネル、ラゲッジリッドはアルミとなっている。 ドライバーズシートも、本モデルから2代目エアロバス標準装備されていたサスペンションシートが廃止され固定シートのみとなったワンマン運行想定してインパネには3DINオーディオ装備出来スペース用意されている。 乗降扉は2021年折戸モデル発売されるまでは、全車外開きプラグドアのみとなっていた。 また、この車両日産ディーゼル工業(現・UDトラックス)にOEM供給され、スーパーハイデッカーが「スペースウィングA」、ハイデッカーが「スペースアローA」として発売される2007年平成19年10月エアロクィーンエアロエース共にグッドデザイン賞受賞した

※この「エアロエース/エアロクィーン(3代目)」の解説は、「三菱ふそう・エアロエース」の解説の一部です。
「エアロエース/エアロクィーン(3代目)」を含む「三菱ふそう・エアロエース」の記事については、「三菱ふそう・エアロエース」の概要を参照ください。

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