イアン・グレーデン
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「モビルスーツバリエーションの登場人物」の記事における「イアン・グレーデン」の解説
Ian Graden 声:速水奨(ギレンの野望) / 松田健一郎(バトルオペレーション Code Fairy) 階級は中尉。軍籍番号はPM0513384612G。 入隊は早く、後方支援部隊に配属される。開戦前後はMS訓練部隊の教官を務め、重力下でのMS戦闘を教える。その後地球攻撃軍第2地上機動師団に配属されキャリフォルニアベース攻略戦に参加、同基地の守備隊員として活躍。戦功により中尉に昇進し、ザクキャノンからなる新部隊の中隊長となる。 航空機34機、車両71台、MS2機の輝かしい撃墜スコアを残し、30機を超えた際には最高司令部から褒章も授与されている。ケープカナベラル基地で終戦を迎え投降、翌年の10月には釈放されジオン共和国に帰国している。軍人には珍しく理論家であるとされ、先読みの利く人物で、戦後の調査ではニュータイプとしての素質があった可能性が報告されている。 搭乗機であるザクキャノンは、頭部アンテナが2本の「ラビットタイプ」であり、オリーブグリーンに塗装され、パーソナルエンブレムである「スパイダー(蜘蛛を図案化したもの)」が施されている。 書籍『マスターアーカイヴ 機動戦士ガンダム MSV エースパイロットの軌跡(以下「マスターアーカイヴ MSV」)』では、宇宙世紀0051年にヨーロッパからの移民の家に生まれ、0068年に18歳で軍に志願したとされる。当初は補給部隊に配属されるが、希望が受理され宇宙戦闘機ゴブルのパイロットとして本国防空隊に転属。その後MSパイロットに志願、選抜試験や訓練過程を突破して教導機動大隊に配属され、ザクI A型に搭乗する。ここでの重力下戦闘訓練で卓抜した適正を示したことにより、重力下におけるMSの戦技開拓を主目的とするチームに抜擢、0078年には訓練教官に任命され、ブルー・グレーを基調としたザクII A型(のちにC型に改修)に搭乗する。開戦後のキャリフォルニアベース攻略戦ではザクII F型(ブレード・アンテナ付きで標準塗装)に搭乗し、車両11台を撃破してガルマ・ザビ大佐から勲章を授与される。 ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy』では、キャリフォルニアベース所属のエースパイロットとしてザクキャノン部隊を率いて登場。MSVにおける設定を踏襲しケープカナベラル基地へ転戦し終戦を迎える。本作では生年等は不詳とされる。キリー・ギャレットとは旧知のようで、彼女を「キラー・ハーピー」と呼ぶ。
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