アルカディア作戦
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本条亜里沙(ほんじょう ありさ) 『銀色の髪の亜里沙』の主人公。考古学と地質学の権威として有名だが、それ以外は謎に包まれている。奈々は銀髪のウィッグだと勘違いしたが、洞窟に落とされ暗闇の中で長く過ごした結果、白髪を通り越して銀色になった地毛である。 嘗て、親友だと信じた少女達に裏切られて洞窟に落とされ、その一人の父親の陰謀で母を精神病院に幽閉された挙げ句、死に至ったことで彼らに復讐を目論む。本作では神出鬼没の謎の大富豪として暗躍している。アルカディア作戦終了後、出航し消息を絶った。 ムウ=ミサ 私立探偵。かつては内閣調査室の特務員だった。『スケバン刑事』第2部にて登場、主人公・麻宮サキに一目惚れしたと公言して神出鬼没を繰り返しながら接近する。サキも憎からず思っているような描写はあったが、結局は彼女は神恭一郎と結ばれて失恋した。更には、サキは作中の最終決戦において神と共に死亡する。その後、ムウ=ミサ自身は内調を辞して神の探偵事務所を引き継ぎ、探偵業を営むことに。その後、『深海魚は眠らない』のヒロイン・相沢江梨子とほのかに思いを寄せ合うが、復讐のために殺人を繰り返した彼女は留置場内で最後のターゲットをも手にかけ、更には既に治療の出来ぬ心臓病を抱えた身であったため、これも悲恋に終わった。その後、ある事件で知り合った12歳の少女を引き取り同居を始め、彼女を蝕む病の治療に必要な大金を得るべく、亜里沙のアルカディア作戦に参加した。 飛翔(ひしょう) 『忍者 飛翔』の主人公。母の遺言で陰に日向に主人である真琴に仕えているが、それゆえにこそ想いを伝えることは出来ずにいる。真琴からは冴えない下男として扱われ「ね太郎」と呼ばれている。 信楽老(しがらきろう) 『スケバン刑事』他、多くの作品で暗躍する老人。幕末に撮影された写真には既に老人としての姿が残されており、そこから計算すると200年以上も生き続けている現代の妖怪である。しかも『快盗アマリリス』で奈々が爆殺し、『スケバン刑事』でサキに敗れ絶命したことで2度も死んでいる。それにもかかわらず生き続け日本の歴史の裏側で政財界を裏から操り暗躍する。 企業乗っ取りの悪役として『お嬢さん社長奮戦中!!』に初登場し、2回目の登場は『怪盗アマリリス』のパイロット版である『快盗アマリリス』でアマリリスの放った火矢がスノーモービルから漏れた燃料に引火して爆死し、その系列会社は業界から消滅した。ところが、登場第3作『5枚目の女王』である大企業の会長として最初の復活を遂げていた。そして第4作『スケバン刑事』で人間離れした"妖怪"に進化しフードを被った姿でプロボクサー並みの身体能力を見せつけ女子高生達を魅了しフードを晒して老人だと明かしてショックで彼女らを卒倒させるという茶目っ気を発揮しつつ巨悪として悪事を重ね、梁山泊での死闘の果てにサキに倒された。しかし、第5作『怪盗アマリリス』の番外編「アルカディア作戦」で2度目の復活でアマリリス(奈々)とムウ=ミサの前に出現した。
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アルカディア作戦
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サイラス=フランケンシュタインの救出を計画した亜里沙が命名した作戦。奈々・ムウ=ミサ・飛翔らが正面からでは依頼に応じてくれないと見越して脅迫し作戦遂行を強いたが、亜里沙の"彼にとってのアルカディアを見つけ、やすらぎを得て幸福になって欲しい"という願いを込めた作戦名だった。唯一、同居人のために莫大な手術費用を欲するムウ=ミサだけが素直に依頼に応じたのに続き、真琴第一の飛翔も嫌々ながら応じたため、悪党の依頼なら断固として断ろうとした奈々の反抗的な態度に刀の切っ先を首に突き付けて応じさせた。2対1で奈々の負けだった。
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