「アルカディア作戦」編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 22:13 UTC 版)
「怪盗アマリリス」の記事における「「アルカディア作戦」編」の解説
和田慎二作品キャラ総出演(作品内で死んだ描写のある者や異世界の者を除く)が特徴の番外編。 ナナの下にファンレターを装った手紙が届く。それは怪盗アマリリスへの招待状だった。もしも応じなければナナの正体をバラすという意思表示であるため、奈々はやむなくアマリリスとして招待を受けることにする。招待された洋館には友人(神恭一郎)亡き後の彼の探偵事務所を引き継いだムウ・ミサ、伍堂家に仕える忍者である飛翔の2人がいた。謎の仮面を被った招待主は彼らの弱みや援助を盾に、ある仕事を依頼する。それはナチスの遺産となったある兵器の奪回だった。兵器の正体を知らされないまま3人は兵器を持つ組織の基地に潜入する。そこで待っていたのは信楽老だった。奈々はかつて信楽老の企みを潰し彼を爆殺しており、ムウ・ミサも麻宮サキが死を賭して葬ったと思っていたため、死んだはずの信楽老に我が目を疑う。信楽老の狙いはナチスの遺産である"フランケンシュタイン"をもって不死の力を得ることだった。アマリリスたちの騒動によりフランケンシュタインは目覚め基地は破壊され、信楽老の企みは潰えるが、信楽老は逃げ去ってしまう。一方で洋館の主の目的は、フランケンシュタインを解放し人間の手の届かない場所に彼を逃がす事だった。洋館の主の名は本条亜里沙。彼女は尽力してくれたアマリリスたちの労をねぎらい、それぞれの報酬や秘密の約束を守ることを誓い、彼らの前から姿を消す。フランケンシュタインはアマリリスたちに見送られ、遠く海の彼方を目指して去って行った。
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