ashamed
「ashamed」とは、恥ずかしいを意味する英語表現である。
「ashamed」とは・「ashamed」の意味
形容詞「ashamed」とは、「恥ずかしい」「面目ない」「~したことを恥ずかしく思う」「~することに気が引ける」という意味の英語表現である。主に、自分の中にある罪の意識と結びついており、道徳的・社会的に反してしまった罪の意識や、後悔を感じる時の「恥ずかしい」気持ちを意味する。品詞は形容詞である。「ashamed」の発音・読み方
「ashamed」の発音は、カタカナ語では「アシェイムド」である。発音記号は、「əʃéimd」であり、カタカナで表記すると「アシェィンドゥ」となる。アクセントは「シェ」の部分につくため、「ア」と「ドゥ」は弱めに発音する。「ashamed」の活用変化一覧
「ashamed」の活用変化は形容詞における活用変化、比較級「more ashamed」と最上級「most ashamed」である。「ashamed」は「-ed」が付いているため、一見すると動詞の過去分詞のように見える。実際に「ashamed」は過去分詞由来で形容詞化した単語だが、現在では「ashamed」で一つの独立した単語となり、動詞としてではなく形容詞としての働きのみを持つ。そのため、「ashamed」は動詞として活用変化しない。「ashamed」の比較級・最上級
「ashamed」の比較級は「more ashamed」、最上級は「most ashamed」である。「more ashamed」は「より恥ずかしい」、「most ashamed」は「最も恥ずかしい」を意味する。「ashamed」の語源・由来
「ashamed」の語源は、「恥ずかしく思う」という意味を表す古英語の「ascamian」である。「ascamian」は強調を表す「a-」と「恥ずかしくさせる」という意味の「scamian」が組み合わさってできたものであり。「ascamian」の過去分詞「asceamed」を経て、現代英語の「ashamed」に至った。「ashamed」の覚え方
「ashamed」の覚え方は、語源を同じくする「shame」と一緒に覚えると良い。「shame」は「恥、恥ずかしさ」という意味の英語表現である。「a-」(強調)+「shame」(恥)+「-d」(過去分詞)で「恥ずかしく思った」とまとめてイメージすると覚えやすい。「ashamed」と「embarrassed」の違い
「ashamed」と混同しやすい単語として「embarrassed」がある。どちらも「恥ずかしい」という感情を表現する英単語だが、その意味は大きく二つのポイントにおいて違う。一点目は他人の目の有無、二点目は罪の意識である。一点目の他人の目の有無において、「embarrassed」は「人の目が気になって恥ずかしい、居心地が悪い」といったニュアンスで使われる。例えば、「I felt embarrassed when I fell over in front of others.」(人前で転んでしまって恥ずかしかった。)や「She was embarrassed because her son behave badly in public.」(彼女は息子の行儀の悪さを恥ずかしく思った。)のように、周囲の目が気になった時に感じる恥ずかしさを表す時に使われる表現である。一方、「ashamed」に関しては、他人の目の有無は関係ない。二点目の罪の意識は、「ashamed」の「恥ずかしさ」に含まれる表現である。「He was ashamed that he had been caught stealing.」(彼は万引きして捕まったことを恥ずかしいと思った。)のように、社会的モラルに反する行動をしたり、常識に当てはまらないことをしたりして「恥ずかしい」と感じることを表す。モラルや規則に反することをした罪悪感や後悔を含むことが多いのがポイントであり、「embarrassed」より深刻なことに対して使われる場合が多い。また、自分自身の言動を振り返り、「自分で自分のことを恥ずかしく感じる」というニュアンスでも用いられる。病気や貧困、見た目など自分に対する罪悪感などからくる恥ずかしさも「ashamed」で表現する。
このように「embarrassed」と「ashamed」は使い分けられるが、二つの単語を同時に使用することも可能である。例えば、「My father felt embarrassed and ashamed that he had drunken on the street.」(父は路上で酔っ払ったことを、みっともなく恥ずかしく感じた。)や「I am embarrassed and ashamed of the sibling rivalry in front of everyone.」(みんなの前で兄弟げんかしたことを、みっともなく恥ずかしく思う。)のように表現できる。
「ashamed」を含む英熟語・英語表現
「be ashamed of ~ing」とは
「be ashamed of ~ing」は、「~を恥じている」という英語表現である。例えば、「Elliot is not ashamed of being poor.」(エリオットは貧しいことを恥じていない。)や「I am ashamed of saying such things to my mother.」(母にあんなことを言ってしまって恥ずかしく思う。)のように使用する。
「be ashamed to say」とは
「be ashamed to say」は、「恥ずかしい話だが、恥ずかしながら」という意味の英語表現である。例えば、「I am ashamed to say that I cheated on a test and was kicked out of college.」(恥ずかしい話だが、カンニングして退学になった。)のように使用する。
「ashamed」の使い方・例文
・He was ashamed of telling lies.(彼は嘘をつくことを恥じている。)・My partner’s attitude to the salesperson was so rude that I was ashamed of him.(パートナーの店員への失礼な態度に、私は恥ずかしく思った。)
・I was too ashamed to say anyone.(恥ずかしくて誰にも話せなかった。)
・Don’t be ashamed of yourself.(恥ずかしがらなくていい)
・His scars are nothing to be ashamed of.(彼の傷は恥ではない。)
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