よだれ鶏とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > よだれ鶏の意味・解説 

よだれ鶏

読み方:よだれどり
別表記:口水鶏

「よだれ鶏」とは、蒸した鶏肉多量ラー油花椒その他の四川料理ならではの辛味スパイスふんだんに絡め料理呼び名である。棒々鶏バンバンジー)とは共通点が多い。

「よだれ鶏」は中国語では「口水鶏」と呼ばれている。「口」とは「よだれ(涎)・唾液」のことである。つまり「よだれ鶏」は「口水鶏」を部分的に日本語訳した呼び名である。

この料理中国語で「口水鶏」と呼ぶようになったそもそもの由来としては、中国著名な文筆家が「(口水鶏のことを)思い出すだけでよだれが出てしまう」と述べて広く知られるようになったため、という話が定説となっている。

「よだれ鶏」と同じくらい一見バカっぽく聞こえネーミング料理名に「無限ピーマン」「無限キャベツ」「無限もやし」等の呼び名挙げられるが、この「無限」シリーズウェブ上で自然発生的に生まれた呼び名であり、特定の権威命名したわけではないらしい。

よだれ‐どり【×鶏】

読み方:よだれどり

中国四川料理の一。ゆでた鶏肉に、ラー油花椒(かしょう)・ショウガ黒酢などを合わせた辛いソースをかけ、ねぎやシャンツァイなどの薬味をのせたもの。

[補説] 名は、中国語名の「口水鶏(コウシュイジー)」を日本語訳したもの。

涎鶏の画像

よだれ鶏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/09 10:15 UTC 版)

よだれ鶏(よだれどり、 繁体字口水雞簡体字口水鸡拼音: kǒushuǐjī)は、四川料理の1つ。日本でも漢字表記で口水鶏(コウシュイジー)とすることもある[1]。「よだれが出てしまうほど美味い鶏肉料理」の意である[1]


  1. ^ a b c 山路力也. “思わずよだれが出てしまう!進化した「よだれ鶏」の世界”. Yahoo!ニュース. 2022年4月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 中川正道 (2019年4月5日). “麻辣連盟総裁に訊く! “よだれが出るほど美味しい”本場四川の「よだれ鶏」の魅力とは?”. 食楽Web(徳間書店. p. 2. 2022年4月18日閲覧。
  3. ^ 郭沫若 著、小野忍丸山昇 訳 『郭沫若自伝』平凡社、1967年、68頁。 
  4. ^ 「酸辣ソース」『技あり! dancyu スパイス』、プレジデント社、2020年、 19頁。


「よだれ鶏」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「よだれ鶏」の関連用語

よだれ鶏のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



よだれ鶏のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのよだれ鶏 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS