とみ

デジタル大辞泉

とみ【富】

読み方：とみ

１ 集めた財貨。財産。「巨万の—を築く」

２ 経済的に価値のあるもの。資源。「自然界の—」

３ 「富籤(とみくじ)」の略。

と‐み【^▽跡見】

読み方：とみ

狩猟で、鳥獣の通った跡を見、その向かった方角などを考えること。また、その役目。

「秋津の小野の野の上には—すゑ置きて」〈万・九二六〉

とみ【^▽頓】

読み方：とみ

［名・形動ナリ］《「頓」の字音「とん」の音変化》にわかなこと。急なこと。また、そのさま。→頓(とみ)に

「—の事にて預め知らするに由なかりしが」〈鴎外・舞姫〉

「—なる召使ひの、来あひたりつればなむ」〈かげろふ・上〉

日本語活用形辞書

富み

読み方：とみ

マ行五段活用の動詞「富む」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

富む  » 「富む」の意味を調べる

用例

不義にして富み且つ貴きは浮雲の如し

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仙台弁

とみ

単語	発音	意味、用例	関連語
とみ	とみ	【名】 風を送って、穀物の実と、から・塵などを選別する農具。唐箕。 [辞書記載]

»仙台弁の発音についてはこちら

隠語大辞典

富

読み方：とみ

1. 富籤のこと。「富突」「富会」ともいふ。

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JMnedict

鳥見

姓	読み方
鳥見	とみ

登美

姓	読み方
登美	とみ

宝

姓	読み方
宝	とみ

富

姓	読み方
富	とみ

福

姓	読み方
福	とみ

ウィキペディア小見出し辞書

とみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/02/02 03:22 UTC 版)

「看板娘はさしおさえ」の記事における「とみ」の解説

生前の十世の姉。他家に嫁ぎ子宝に恵まれ77歳で大往生を遂げてあの世に行ったが、火事で死んだ妹が成仏していないことを知り、嫁入り道具の箪笥を目印にして何度かこの世に妹を探しに来ていた。その箪笥が早潮質店に持ち込まれたことから、十世と170年ぶりの再会を果たした。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

とみ

出典:『Wiktionary』 (2021/09/08 14:16 UTC 版)

語源

古典日本語「とみ」（富） < 「とむ」（富む）の連用形。

発音

• (東京) と​み [tóꜜmì] (頭高型 – [1])
• IPA^(?): [to̞mʲi]
• (京阪) と​み (頭高型)

名詞

とみ【富】

1. 財産。
2. 価値のある物資・資源。

動詞

とみ

1. 「とむ」の連用形。

語源1

「とむ」（富む）の連用形。

名詞：富

とみ【富】

1. 金（かね）持（も）ち。財産。
2. 富くじ。

語源2

「とし」（疾し） + 接尾辞「み」

名詞・形容動詞：頓

とみ【頓】

1. 急なこと。

基本形	語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形	活用の種類
とみなり	とみ	-なら	-なり	-なり	-なる	-なれ	-なれ	ナリ活用
			-に

派生語

• とみに

語源3

「あと」（跡） + 「み」（見）

名詞：

とみ【跡見】

1. 狩猟で鳥獣の足跡（あしあと）を辿（たど）って見（み）付（つ）けること。また、その役目（やくめ）の人。

Weblio日本語例文用例辞書

「とみ」の例文・使い方・用例・文例

• その会合は成功だとみなされた
• 彼はジョンをハムレットのタイプとみなした
• 彼は信頼のおける会計士だとみなされている
• 彼の行為は違法とみなされた
• この種の服装をするとみんなパーテイー気分になる
• 彼女がそこまで行くのに5時間はかかるとみた
• 彼女を有罪だとみなす
• ごはんとみそ汁の質素な食事
• ローマ神話の神キューピッドはギリシャ神話の神エロスと同じものとみなされている
• 彼は会合でもめ事を起こす人だとみなされた
• 最後まで彼は自分が正しいとみなに言っていた
• 彼は自分を最も運のいい人間の1人とみなしている
• 新聞は政府の方針を危険だとみなした
• 私は彼のことを正直な人物だとみなす
• テレビを回して，そうするとみんな見えるから
• 英語を国際交流の道具だとみなす
• そのコンサートは大成功だったとみんなが認めた
• Xかとみんなが私に尋ねる
• 〜とみんなが口を揃える
• ディンゴはオーストラリアでは有害な動物だとみなされている。