たけし出演番組などへの影響
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「フライデー襲撃事件」の記事における「たけし出演番組などへの影響」の解説
『たけし軍団!ヒット&ビート』(テレビ朝日) - 1986年1月からスタートした軍団初の冠番組だったが12月21日の放送をもって中断し、そのまま打ち切りとなった。 『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ) - 1986年12月21日放送分までは事件前に収録済の物を収録日のテロップを付けて放送。同年12月28日分からは、タイトルを『元気が出るテレビ!!』とし、1987年最初の放送で「社長(たけし)は海外出張中」とした。代役の司会は当時たけしと同じ太田プロダクションに所属していた山田邦子(当時26歳)が2月中旬まで務めた。『元気が出るテレビ』以外にも山田邦子はたけしの代役を当時多く務め、後に「女性で唯一天下を取ったタレント」と評されるまでになる。また番組内で、あみんの『待つわ』を合唱し、たけしの復帰を哀願する企画も設けられた。 『スーパーJOCKEY』(日本テレビ) - たけしの代役司会は「元気が出るテレビ!!」と同様、山田邦子が担当。軍団メンバーの代役を大川興業とダチョウ倶楽部が受け持った後、事件に関わらなかった軍団メンバーで凌いだ。 『ビートたけしのスポーツ大将』(テレビ朝日) - 事件当日の12月9日放送分は内容を差し替えず、"11月4日に収録した"旨をテロップ表示し、通常放送。その後、番組タイトルを『スポーツ大将』と改題し、事件に関わらなかった軍団メンバーのラッシャー板前・井手らっきょ・つまみ枝豆とVTR実況を担当していた志生野温夫で繋ぐも、1987年3月に一旦放送終了となった。その後1988年2月にたけしと事件に関わった軍団メンバーが復帰の上再開。 『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』(TBS) - 影武者としてたけしの着ぐるみ(中の人はラッシャー)を登場させ、事件に関わった軍団メンバーが復帰するまでの間は、事件に関わらなかったラッシャー・井手・枝豆の3人で凌いだ。 『クイズまるごと大集合』(TBS) - 初回、前身の『春秋のスペシャル決定版・テレビまるごと大集合』を引き継ぐかたちで、たけしが巨泉・関口宏と共に司会を担当する予定だったが、たけしは参加せず(次の第2回から担当)、また番組に参加した『風雲!たけし城』チームも事件に関わらなかった軍団メンバーや、攻撃隊長役の谷隼人やたけし城兵士役のストロング金剛などが出演した。 『オレたちひょうきん族』(フジテレビ) - 12月13日分は収録日をテロップ表示した上で放送。翌12月20日はたけしの代役をラッシャー板前が勤めた。人気コーナーの「タケちゃんマン」がたけし不在で執り行われた。復帰後も番組への出演を極力控えていたため、最終的に番組は終了となった。 『世界まるごとHOWマッチ』(MBS) - 事件当時、司会者の大橋巨泉が長期海外滞在で不在の関係上かなりの撮り溜めをしており、差し替え分の撮影も不可能だった事情から、事件の後も何か月もの間「この番組は○月○日に収録されたものです」というテロップを加えた上で通常通り放送。その後たけしが番組復帰するまで、笑福亭鶴瓶をはじめとするタレントや文化人がたけしの代理としてゲスト出演していた。 『ビートたけしのオールナイトニッポン』(ニッポン放送) - 12月11日は「金曜日のオールナイトニッポン」と銘打ち上柳昌彦アナウンサーが代理で担当、その後高田文夫&塚越孝、1987年1月は「お笑い新人類大集合!!」(1か月にも及ぶ、パーソナリティーオーディション特番。週替りでダウンタウン/圭修/田中義剛他が参加)。1987年2月からビートきよし、やしきたかじん・円広志、片岡鶴太郎、明石家さんまがゲスト出演し、同年3月26日から大竹まことが務め、同年6月25日放送分は軍団メンバーが担当した(この週、たけしも乱入)。 『たけしの挑戦状』(タイトー) - 事件翌日が発売日だった、たけし監修のファミコンゲーム。予定通り発売はされたものの初回生産分のみで再販は1990年まで延期され、本人出演のテレビCMは放映中止となった。 アサヒビール - 1987年1月から放映予定だった巨泉とたけしの共演による「アサヒ生ビール」(いわゆる「コク・キレビール」)のCMを放映中止し、代役にはプロゴルファーの青木功と尾崎将司が起用された。 なお、テーマ曲に「見る前に躍べ」が使われていた(ただしボーカル部分はない)CBCテレビ「おやすみ!ニュースワイド」の対応は不明。
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