その他のNoyss関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 01:07 UTC 版)
「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」の記事における「その他のNoyss関係者」の解説
シルビア・ドレッド(シルヴィー・ドレッド) 声 - 根谷美智子 原作においてヨーコのTERRA側ライバルとして登場。味方艦をも平然と犠牲にする戦いぶりから「恐怖のシルヴィー」の異名をはせる。唐突に現れたエスタナトレーヒチーム、中でも撃破スコアを急激に伸ばしていたヨーコにライバル心を燃やし、マスコミを巻き込んでの撃破スコア競争を仕立てるも敢え無く負けてしまう。敗因を乗艦の性能差と思い込んだシルヴィーは最新鋭のTA2系列艦を自分にも回すようローソンに詰め寄るが、常人にはTA2系列艦を扱えない、というローソンの言葉でヨーコ達の存在に最初に疑念を抱くことになる。その後TA-21を強奪したシルヴィーはNESSに亡命。ゼンガーの扱いに耐え切れなくなったテンツァーの出奔に付き合い、さらにNoyssに行くことになる。幼少時に母親を事故で失っているが、父親によって記憶を改竄されて再婚相手の女性を母親と思い込まされた過去があり、その事で父親に憎悪を抱いている。 当初は非常に我が侭で自己中心的な性格をしており、身勝手な言動に怒った洋子に記者達の目の前で顔に平手打ちを受ける。NESSに亡命して暫くはこの事を根に持っていたが、その後に起きた諸々の事件の中で本来の理知的な性質が表に現われるようになり、「雲のファウンテン」では窮地に陥ったテンツァーを助ける為に洋子達に共闘を持ちかけるなど、人間的にも大きく成長した姿を見せて洋子を驚かせている。 乗艦はタイラント艦隊から強奪したTA-21を改造したハンマーヘッド。シュモクザメをイメージしている。 アニメではOVA2期から登場しており、そこではTA-29のパイロット候補だったという設定となるが、チームワークを守らない事等でTA-29は任せられないという艦隊の判断に激怒して勝手に艦隊を降りてしまい、その後洋子がTA-29のパイロットなった為、洋子を逆恨みしている。またTVアニメ版では沙羅・ドレッドというアニメ版オリジナルキャラクターになっている。 マーカス・フィンレイ 表向きは、商社GCS(ゼネラル・コスミック・サービス)の社長であり、セイヴァー艦隊のオーナー兼提督。(作品中の“現在”から)15、6年前におきたTERRAとNESSの二重産業スパイ事件ではNESSにいた工作員だった。TERRAとNESS以外の第三勢力としてNoyssを設立したが、その目的は不明。 実はレッドスナッパーズの四姉妹の実父で、ルージュはその事に気づいている。 「タイ・クラースヌィ」なる変名を使う(「クラースヌィ」はロシア語の「赤」の意)。意図的なのか、天然なのか大胆かつ非常識なやり方で相手を煙に巻く手法を得意とし、「木を隠すために森をでっちあげる男」と呼ばれていた。また、非常な目立ちたがり屋であり、エスタナトレーヒ・チームの前に現われる時は目元に真っ赤なマスクを着用し、スパンコールを散らしたマントと山高帽を身に付け、ルージュ以上の高笑いと共に「マスク・ド・アドミラル」と名乗って登場するので、洋子達からは迷惑がられている。 シルヴィーの父と親交があり、彼からシルヴィーのことを頼まれている。また、レッドスナッパーズに父親らしい事をしてやれなかった事を悔いており、彼なりのやり方で償いを行おうと考えている。 アロイス・フィンレイ セイヴァー艦隊所属SR-88(MkII)のパイロット。 マーカスも息子と呼ぶし、アロイスもマーカスのことを父と呼んでいるが、どうやら実の親子ではないらしい。また、レッドスナッパーズの事は妹達と認識している。 非武装のSR-88単艦でエスタナトレーヒ・チームとレッドスナッパーズを翻弄するなど、パイロットとしては一級の腕前を有する。
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