その他のアルター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 11:59 UTC 版)
夢(ハート・トゥ・ハーツ)(由詫かなみ) アクセス型。アルターの形成は確認されていない。 かなみが無意識下(夢の中)で使っていた能力。他人の深層心理にアクセスし、記憶、感情、考えと同調でき、また他者に情報を伝達することも可能となっている。他人の心が詠めるため、外見は人間だがアルターゆえに心がない常夏三姉妹を、初対面でアルターだと見抜くことも可能。この能力を利用した無常はクーガーの攻撃を全て避けることすら可能としていた。遠くの人間の感情を感知するなどの能力が主となっている。無常から解放された後には能力が完全に開花し、意識的にも使用できるようになっている(他人の心を自由自在に読んだり自分の意思を伝えたりできる)。能力の使用中は通常のアルター形成時と同様に虹色の発光をともなっている。 『オルタレイションQUAN』では、リボンが蝶のように形成され飛んでいく姿が確認された。『アフター』においては、他人の精神に害意を及ぼすアルター能力に対するジャミングという応用も見せている。 フレイム・シュピール17(ウェッジ・バーンズ) 具現型。ライターとガスコンロを組み合わせたような形状をしたアルター。パラボラ状の部分から広範囲に渡って火炎放射を行い、敵を焼き払う。 P・P(プログレッシブ・プロセッサー)(プーリー) 自立稼働型。大口に加えて大きな牙と、溶解液になっている唾液が大きな特徴。シェルブリットを装着したカズマを圧倒したが、橘とカズマの共同戦線に敗れる。声は松尾銀三が担当している。 ディレイ・オクトパス(ドレッド・レッド) 具現型。タコのようなアルターで、多数の触手を用い、相手を串刺しにする。触手からは墨のような黒い鞭が放出され、これで相手を縛り抑えることが出来る。 アターカ・チスキー(ムーチョ服部) 具現型。浮遊する万力のようなアルターで、相手を押しつぶす。またこれを空中で合体させて相手に攻撃することも可能である。 ビッグバーン(蛮葉晩) 融合装着型。腰から下が戦車のような形状をしており、キャタピラもついている。そして両肩に2発のミサイルが形成される。蛮の部下によると「超新生爆発アルター」。 ビッグボム(瓶美敏) 兄の蛮曰く「すべてを爆発させるアルター」。登場せず劉鳳に倒されたため、その全容は不明。 アルター結晶体 「向こう側の世界」にいるアルターの結晶体。黒い右腕と白い左腕を持ち、頭部から炎のような物を滾らせている。おそらく自立稼働型に分類される。真空弾のような物を放ったり、電流を放つことが出来る。10年前の共鳴現象によって向こう側から呼び出された際に強いアルター潜在能力者を求め市街に現れて暴走し、桂華を殺したため劉鳳のアルター「絶影」が覚醒した。 さらにはアルター能力を持つ動物が多い「アルターの森」の最奥部にて結晶化し、劉鳳の時と同様に強大な破壊をもたらした。そこに遭遇したカズマとの戦いで背骨を取られ、カズマのアルター「シェルブリット」も第二形態へと進化させた。その際に、ロストグラウンド全域のアルター使いに奇妙な感覚をもたらしている。 カズマと劉鳳の共鳴現象の時にかなみの能力を使い向こう側へと侵入した無常と遭遇し、吸収され多大な能力をもたらすといった、アルター能力というものにおける重要なキーパーソン。 発する声は、永島由子の音声を機械加工したものが用いられている。
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