その他のアンシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/27 17:00 UTC 版)
七七七(よろこ) アンシーたちの間で囁かれる刀狩の都市伝説で『最悪の災厄』、『アンラッキーセブン』などの異名を持つ。おかっぱ頭に大き目のセーラー服を着た中学生くらいの少女の姿と言われる。その正体は十年前に行方不明になったアンシー・桐咲喜一(きりさききいち、喜は七を三つ重ねる旧字体表記)の成れの果て。彼は真須田の罠にはまり、男を折られた直後に女の体を陵辱されたという凄惨な過去を持つ。他のアンシーに自分の様になって欲しくない、という理由からアンシーたちの前にふらりと現れてはカタナを折り、強制的に戦線から離脱させる。カタナの形状は朋と同じく日本刀で、銘はヴァンパイア。その名の通り、他のアンシーの抜刀気を吸収し、何度折れてもカタナを再生し、持ち主の抜刀気を回復するヤイバを持つ。 真須田 要(ますだ かなめ) 十年前の火群ヶ棚学園生徒会長。ひどく荒れていた火群ヶ棚学園の不良を一気に鎮圧した功績があったが、実際はそれを足がかりに生徒会に逆らう生徒に非道の限りを尽くした酷薄な人物。その後、オーガ、喜一の反逆の後に倒されたが、抜刀気のみの姿になって密かに生き残っていた。その後十年間、気に入った人物に憑依して体を乗っ取りながら数多のアンシーを倒し、世界を変える力を持つ抜刀気を集めて、自らの栄華を築こうと企んでいた。 オーガ 十年前の生徒会で副会長を務めていたアンシー。当時生徒会書記を務めていた喜一と共に生徒会に反旗を翻した人物。その後罠にはまった喜一に代わり、真須田に一対一の決闘を挑むも敗北し、男を折られてしまった。ヤイバは彼を慕う者が多いほど強くなるというもので、生徒会以外のほぼ全ての生徒を味方につけていた当時の彼の能力は相当なものだったと思われる。七海光の恋人でもあった。
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