そえ

デジタル大辞泉

そえ〔そへ〕【^▽候へ】

読み方：そえ

《動詞「そ（候）う」の命令形「そうえ」の音変化》「お…そへ」の形で、補助動詞として用いられる。お…なさい。

「お直り—」〈虎寛狂・二千石〉

そえ〔そへ〕【添え／^▽副え】

読み方：そえ

１ そえること。また、そのもの。

２ 付き従うこと。補佐。

「—になって力を仮(か)してはくれまいか」〈露伴・五重塔〉

３ おかず。副食物。

４ （副え）生け花の役枝(やくえだ)の一。真の枝にそえて、それを引き立たせる枝。

５ 主たるものにそう部分。かたわら。わき。

「かたやまの—に埋(うづ)み給ひぬ」〈宇治拾遺・一五〉

６ 「添え髪」の略。

「髪はわづかなるを、いくつか—入れて」〈浮・一代女・六〉

日本語活用形辞書

添え、副え

読み方：そえ

ア行下一段活用の動詞「添える」「副える」の連用形である「添え」「副え」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

添える  » 「添える」の意味を調べる
副える  » 「副える」の意味を調べる

副え

読み方：そえ

ワ行五段活用の動詞「副う」の命令形。

終止形

副う  » 「副う」の意味を調べる

沿え

読み方：そえ

ワ行五段活用の動詞「沿う」の命令形。

終止形

沿う  » 「沿う」の意味を調べる

添え

読み方：そえ

【文語】ヤ行下二段活用の動詞「添ゆ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

添ゆ  » 「添ゆ」の意味を調べる

用例

花を添える、薪に油を添える、錦上に花を添える

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日本酒用語集

添（そえ）

初添、添仕込みのこと。

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そえ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/04/13 23:30 UTC 版)

「桜ほうさら」の記事における「そえ」の解説

佐伯家の婢（はしため）。甲州韮崎生まれ。

漢字辞典

儲

儲	画数：17 学習年：人名に使える漢字 音読み：チョ 訓読み：そえ、 たくわえる、 もうける、 もうかる、 もうけ ピンイン：chu3 / chu2 ハングル：저 対応する英語：be profitable, yield profit

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「そえ」の例文・使い方・用例・文例

• 私はあなたのご期待にそえなくて申し訳ありません。
• 審査の結果、入会のご希望にそえない場合もございます。
• ご希望にそえず、まことに申し訳ありません。
• ご期待にそえず、申し訳ございません。
• 中央には机が据えられていて、赤い革張りの回転椅子がそえてあった。
• 私は彼の期待にそえなかった。
• ご希望にそえるかどうかみてみます。
• これが彼の話し方に生彩をそえている。
• 彼はライバルの不成功にしてやったりとほくそえんだ.
• そのレシピはサラダのそえものを挙げる
• 音符や休符の後ろにそえてその長さの半分だけ長くする付点記号
• 衣服の襟の裏に縫いそえたきれ
• 宴席などで歌をうたって興をそえる女性
• 柄に手をそえる横木をつけた杖
• 著書を贈る時のどうか手元に置いて保存して下さいというそえ書き
• 吸い物にかおりをそえる香辛料
• 詩や詞書などを書きそえた絵
• 庭のながめに趣をそえるために置く石